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JIN・仁 その7

 久方振りに夢を見るドラマだよなあ。空想力が膨らむ膨らむ。ワクワクしてきますわ。

江戸時代ってまっこと可能性の宝庫のようで何しても不思議に思えない大らかさを感じますわいなあ。幕末から明治までの一気呵成の変貌という史実が実際存在してそのパワーと許容力が証明済みなだけにまことしやかな嘘でもありえない大法螺でも大丈夫な気がしてきますわ。

 「平らな世」

緒方先生(武田さん)が唱えたこの希望。一体これが現実になってるかというとそうでもないだろうと思えるのは私だけじゃないでしょうね。身分の格差は消えたけど差別はまだ存在してるし所得の格差が広がる一方だし。「平らな世」というのは永遠の夢幻やもしれませぬなあ。

腹を開ければ皆同じというけれど腹の中身ほど世の中はそんな平らじゃないのはどの時代でも皆同じなんでしょうな。あちら立てればこちら立たずのもぐらたたきのようなものなんでしょうかね。

でも仁先生(大沢さん)の緒方先生との最後の面談のシーンは泣かせますなあ。見事な役者パワー全開でありんした。

そして病院設立。これが仁先生の「天命」っぽいのは鈍臭い私如きでも分かりますんでこれがどうなっていくのか楽しみです。江戸の世の仁義なき白い巨塔から脱して西洋医学のみならず漢方も取り込んだ医者の立場からした「平らな医療」を目指すんでありましょうか。

先週出てた漢方医のドン多紀(相沢さん)というお人もひとかどの人物みたいだったし和をもって融合していけばいいのになと思ったりもしたんでこの方向性は観てみたいところです。門前払い喰らってたんで道は険しそうでしたけど。

緒方先生という後ろ盾をなくして今後どういう試練が訪れるんでしょうか。政争の具とかだけは観たくないなやっぱり。

 咲(綾瀬さん)は段々縛り事から解放されていくようにおおらかになってきてまして、なんか頼もしいおっかさっていう勢いになってきたように映りました。亭主(仁)の尻を叩く肝っ玉母さんってか。

もちろんお若いおひい様でこの回の青いお召し物はお奇麗であらしゃった。咲がいなかったらむつけき野郎共の汗ほとばしる情熱物語になりかねないところで。それをきちんとビジュアル的にもキャラクター的にも癒しの空気感でドラマを優しさの方に収めていってるようで重要だよなあと思います。

 ペニシリンの調達が困難になった際、漢方の本山に何かを求めに行ってたみたいですが何を貰いにいったんでしょうかねえ。説明がなされていないところをみるとその物が今後になんか関わってくるんでしょうか。それとも溺れるものは藁をも掴むということだったんでしょうか。化膿に効く薬をと言ってましたけど。

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