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JIN・仁 その6

 この回は展開がというよりも人物がという勢いでありました。今に生きる人間と江戸時代に生きる人々の違いが明確で、信念を持って活きるとはかくあらんやという感じでありまして、それぞれの発する言葉が大仰であっても不思議と違和感を感じないくらいの説得力がありました。ホントにそういう思いで日々生きていたんだろうなあと。

今こんな勢いで生きてたら活きてるというより逝っちゃってると言われかねないですから。それが良いか悪いかは定かではないですが。

行動の道理が感情より信念を第一とす。自分を律する心持ちが半端ない訳で今だったら強度の精神論根性論だと片付けられそうなものですが。それだけになんか清々しい気がしてきます。堅っ苦しいことだらけでしょうけど己の使命を抱いて生きるには後ろ指さされない時代だったんでしょうか。

そんな中において龍馬(内野さん)だけはその天衣無縫さから本音を口にする訳でありまして、こういう滅私の社会においてこそ異彩を放つ輝きに映ります。

「欲は生きる源」

いつの世でも通じる真理でありますが、それをいっちゃあお終いよな時代で本当に放っていたとしたら相当な傑物でしょうな。

それにしても歴史上の人物とタメかどうかはさておき名を覚えられて話しが出来るってのはやっぱ凄いこっちゃですよねえ。地位とか置かれている立場がどうのこうのとかでなく人物の器の問題でありまして。

仁先生(大沢さん)は夢の中みたいな空虚な心持ちで今の状況になんの執着もないから現代では名も無き一外科医であっても歴史上に名を残す器の人物と傍観者みたいな気持ちでその付き合いを持てるのでありましょうが私だったら未来からの知識という掟破りの手段をもってではあっても人としての器の量からして気後れしてとてもとてもですわ。多分相手にさえして貰えないでしょうから。

芸能人さんに名前を覚えて貰うみたいなのとは訳が違いますから。羨ましいかどうかは別として仁先生もひとかどの人物であったということなんでしょうね。恭太郎(小出さん)も盃に己を例えて溜め息ついてましたけどなんか分かる気がしました。

 まあこの回のそういった人物をということ以外の展開はというと、陰湿な権力争いに巻き込まれたということなんでしょうか。追い落としに明け暮れる江戸時代の白い巨塔はやっとうの刺客まで登場させて半端ないすな。今度から仁義なき白い巨塔と評そうかな。

その刺客が放った出所は何処ということですが、展開上はどうみても反目する勢力である医学館と映ったんですけど龍馬が乗り込んで行った際の多紀(相島さん)の決然たる反論と西洋医学館の内紛の模様が映し出されていてもっとやれやれでありました。

でも多紀の態度は凛としてたし迫力あったしかっこ良かったなあ。皆ひとかどの人物だから当然かあ。庶民じゃないもんな。

いづれにせよ周囲に振り回される仁という図式でありましてこれが来週も続くんでしょうか。なにも一件落着してないんで続くんでしょうね。

ところで仁先生番所に「実は・・・」とすでに言いに行ったんでしょうかこれから言いに行くんでしょうか。お上の判断が気になるところです。

補充の利かない消耗品と思えた手術の際の手袋とかも現地調達が可能になり未来から持ってきたものが消耗してく危惧が次々と解決されていくのですが、それとてお金が入り用な筈で、西洋医学館の後ろ盾がなくなったらどうなっちゃうんでしょうかねえ。それも気になるところです。

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