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ギネ・産婦人科のおんなたち その4

 生誕という未来を創造する現場が凄惨な状況に一変しそれを如何に清算せんと欲するも成算の見込みなくもひたすら格闘してるいくさ場か。

それにしてもひたすらやりきれなく切ない展開でありました。気丈に振舞う旦那さん(八嶋さん)の姿が逆に悲哀を誘うというか、余計に辛い光景でありました。娘役の子役の方の泣き叫ぶ様も迫力ありましたし。心配そうに様子を伺う野次馬の姿もやけにリアルでしたし。

なによりも血しぶきの中で懸命にレスキューする慌しさとその後の無常感漂う沈黙の寒暖の差がそれはまあ激しくて空虚感が如実に漂っていましたです。人の生き死にに軽率な感想を述べるのは不謹慎ですのでこの状況を観てどう思ったかとかは書きませんが。病院を後にする際の頭を下げる時それぞれどんな思いでこうべを垂れていたんでしょうか。

全力奮闘虚しくも力及ばず棺に入って病院を後にする患者さん(西田さん)。それをお見送りする場に柊(藤原さん)が来ない。そこまで落ち込むのはなんで?という疑問を抱きつつもその答えを見せずしてどんどん誰が見ても異様な状態に陥っていく柊先生。

母体優先がどうのこうのとか院内感染がああたらこうたらとかいう色んな決まりごとは私にはよく分かりませんが、少なくとも落ち度があった訳じゃあないという事らしいのにあの果てしなく忘却の彼方に追いやろうとする程の悔恨の情はなんでなんでしょう。

全幅の信頼を得たにも拘らずそれに応える事が出来なかった自責の念なんでしょうかねえ。

まあとにかく藤原さんの狂気一歩手前の様相は迫力ありました。どうなっちゃうんでしょうねえ柊先生。

 基本こういうしんどいのは得意としない私ですが、このドラマはドキドキしながら観れています。その理由はおそらく真摯であり誠実と善人の集団だからでしょうか。悪意も欲望も感情論も存在していないから頑張ろうという気になるのでしょうか。例外的に柊先生は感情入ってますけどまあ激しいなんらかの強迫観念に近いような思い込みのせいでしょうからギリギリ許容範囲内ってことで。

そういう意識なので旦那さんがなにかに煽られてもしも病院側と対立するようになったとしたら一気に引いちゃうかもしれないですけど。そうならない事を祈るのみですな。

 「早く経験できてラッキーだったんじゃない?」とのたまって玉木(上地さん)から「割り切ってるなあ」と感嘆された病院長の娘えりな(ユイカ)でありますが、そう思っていながら病院から去る徳本家を送る際のおじぎ中に見せた涙はうそっこか?よく分からない人物でありますな。

玉木って医者としての腕はどれくらいなんでしょうか。その力量がよく掴めないところであります。

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