« *はれぼったい | トップページ | *おんし »

嬢王 第一話

 いきなり余談ですが実のところ私、シチュエーションをスィツエーションかシトゥエーションみたいにしか発音できないという地方人(地域のせいじゃなくおめえだけという声も聞こえますが)なのでありまして。決して口にする言葉ではないのですが文字ならば書けるので本来の使いどころでないところでも腹いせ的に気持ちよくてバカバカ使ってしまう癖があるのです。

 でまあ、本題に戻ってこのドラマ。まずもってこのフィールドは私にとって色が合わず好意的な内容の感想では綴っていないことを予めお伝えしときます。もちろんはまる人にははまるであろうもので批判するものではりません。

今後方向性が変わるやもしれませんが第一話を見た限りのシチュエーションは「女」という武器をを使った格闘サバイバル戦というものでありまして、いくらお色気満載画面に満ち溢れておりましてもこれは私には得意分野ではありませんというのが本音です。

対ともいえる「男」を売るみたいな例えば極道の成り上がりみたいなシチュエーションとかも苦手不得手分野でありまして。

つまり「性」(せい)ではなく「性」(さが)や「性」(本性)をえぐり取る手合いの物語りはご無礼させて貰いたいということであります基本。

それにそういう世界でてっぺん盗るということは郷に入れば郷に従えでそういう人種に主人公も染まっていくということでありまして。どちらかというと駆け上がるというよりも飲み込まれていく風にも見方によっては在り得る訳で。

 そういう意味ではこのドラマ、そういったものをきちんとしかもオブラートにくるむことなしに描いているのでしょう。自分さえ良ければという虎視眈々と輝くそれらの瞳は見ててしんどいことこの上ない感じでありました。もちろん最悪の環境からスタートして最後はそれらを全て引き連れてという制覇的要素によるものでしょうが。私が辟易するくらいだからくどいようですがスポ根ならぬキャバ根の勢いがきちんと描かれているドラマなのでしょう。

奇をてらわずまさにイジメ嫉妬といったよく描かれる手段の障害で主人公の夢(野望)を阻む展開はオーソドックスながら確実に主人公頑張れ負けるなという意識にさせますな。これがゲーム感覚みたいなライトなメラメラだったら主人公頑張れなんて思いませんもん。もっと真っ当に生きろよとか邪念が入りますから。とりあえずそういう邪念が頭をもたげる暇もなく主人公頑張れって感じで見てました。テンポ感がいいんでしょうねきっと。

でも、「アタックナンバーいち」や「お蝶夫人が出てくる漫画」とかのスポ根と同じ成長物語(染まってく流れ)で、もし単純にシチュエーションがバレーやテニスのコートからキャバレーに変わったくらいのディープではない展開だとしてもこういう類を夢中になって見たことない私なのでこれを愉しむのはやっぱり無理ですわ。

逆説的になりますがそういう手合いのドラマに普段ついていけない私がこのドラマにホントついていけないということはそういったものをちゃんと描いてるということで。この手のドラマが好きな方にはお色気ありテンポよし出演者さん個性的でキャラ立ってそうと揃っていて面白いでしょうね。

 そんな自分に合わないの見る前から予想がつくだろうになんで見たんだと言われるでしょうけど。それはSGの罪子と松子が出演してるから。

応援というほどではないにしても活躍を恒に期待してるので、自分の好み不得手に関わらず役者として出演されているものについては観れる限りのものは観たいと。(グラビアは門外漢なので見ないですけど。)

 罪子の役柄はまあなんと申しましょうか、こういうドラマには必需な存在のキャラクターでありまして如何に嫌われてナンボという徹し役かと思われ、そういった意味では十分存在感を示しているなと。

しかしながら共演者の方々が一肌脱いで頑張る空気の中で私だけがそういうのNGってのはなんか気が引けるとかいう気分になって同じように頑張りでもされたら見たい気は私もすけべですので無いとは言いませんが正直嫌だなという気がしてきます。現在の職種はグラビアということでありましょうが、役者としてのイメージとしては一団の中で勝手気ままが活きる猫的存在ながら仲間に対する一体感は誰よりもあるって感じを持っているので周りの空気に女気を感じてええい!とかしちゃわないかと心配してしまいますわ。

でもある意味化粧はケバくなったけどその本質は変わっていないんだなという印象を受けて安心した部分もありますな。

 松子。まともな世界の住民代表という感じで地道と誠実がしっかり雰囲気の中に現れていました。ロッカールームのシーンで虐められてるの?云々のセリフは表情が遠景でしかとは写っておらず声だけという様でありましたが正義感と口に出すことの勇気と相手への思い遣りが伝わってきて着実に役者として成長されてるんだなあと感じました。

屋上のシーンでは本当に心配してるんだよという思い詰め方が多少尋常ならざる風にも観えました。自殺するかと思ったからというシチュエーションではありますが。そうじゃないと分かったあとのな~んだ感のメリハリが欲しかったな。眉をひそめて深刻な表情するだけじゃく眉をしかめてあんたねーと呆れる表情の切り替えの振幅をもっと愉しみたかったです。

あと、えらく痩せて映って観えたのですが、もう少し健康的に映る体型でいて欲しいなと。細ければいいんだとは思わないオヤジな感覚で世間一般的な感想じゃあないのかもしれませんけどね。

 いづれにしても、姿を観れてよかったし二人とも以前の面影がない大人になっていないって分かったのが嬉しいかな。別にイメージを引き摺る事がいいことばかりじゃあないでしょうけど。

|
|

« *はれぼったい | トップページ | *おんし »

2・スウィングガールズ関連」カテゴリの記事

2・2009年のテレビドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/46377450

この記事へのトラックバック一覧です: 嬢王 第一話:

« *はれぼったい | トップページ | *おんし »