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*だもんで

「だもので」とも訳せるし「だものだから」とも訳せる。ただし状況によって必ずしもそういった訳ではうまくはまらない事がある奥の深い言葉である。

頭に持ってくれば「だから・なので」という意味合いになる。

「だもんでさっきいからそをゆってるじゃん。」

  (だからさっきからそういってるでしょ。)

そうでない場合

「傘持ちなしあわくって出てくだもんでそうなるだよ。」

  (傘も持たないで慌てて出かけるもんだからそうなるんだよ。)

この文で「だもんで」を使わないと

「傘持ちなしあわくって出てくでそうなるだよ。」

  (傘も持たないで慌てて出かけるからそうなるんだよ。)

「だもんで」を使うと「だから言ったじゃないか」とか「当然そうなるだろう」みたいな説経じみたニュアンスが強めにになることが多い。無意識で「だもんで」を使うとむっとされることがあるので注意が必要ではある。

その逆に言葉の最後に持ってくると

「傘持ちなしあわくって出てくとそうなるだもんでえ。」

  (傘を持たないで慌てて出てくからそうなるんだから。)

言い切りではなくて「~なんだから」・「~だと思うけども」という感じの語気を弱める効果がある。次に続く言葉があるのかなと思われたりするキレの悪さがあるが、これで終い(言い終わった)ということが多く口に物を挟んだような言い方とはなる弱点はある。気の短い人だと「だでなんだあ?」(だからなんだよ)と言われたりしかねないくらい柔らかい言い方になる。

「だもんで」の省略形であろう「だで」を使うとそういった歯切れの悪さが解消される効能があり、「だで」を使う人が増えつつあるような気がする。後、必ずしも「だで」は「だもんで」の略とは言えない可能性もある。

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