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JIN・仁 その2

 自ええ隊がありなら医者もありなんだろなんぞという訳の分からない屁理屈で納得したことを前回書いたんですけど、もし他の職種だったらどうなるんだろ。歴史を変えてはならないとかいう難しい掟はこの際放棄して単純に資質・力量を問うとしたら、今の政治家が幕末に辿り着いたとしたらその大義や名を成すことができるんだろうか。経営者は当時の人々に受け入れられるのか。

 なんていうドラマとは関係のない妄想はこれくらいにして第二話。初回の勢い衰えず惹き込まれました。この先どうなっちゃうんだろうとかよくぞ思い立ったとかハラハラドキドキしながら観てしまいました。これは面白いです。

前回は無我夢中で医者の本能から患者を救ったのだが、ひと段落して冷静になってふと思い巡らしてみると歴史を変えてしまうとという掟の存在に気づく。

これらを鑑みコロリと転換して診ずに潜むと心するもコロリことコレラが蔓延して状況(時)はそうは問屋が卸さず再び良心と掟の綱引きの葛藤が訪れてしまい気が揺れら。

それを打破するのが咲(綾瀬さん)の存在。南方先生(大沢さん)の苦悩がホント見事に伝わってきて観ていて一緒になって悶々としてしまいましたです。

「義を見てせざるは勇無きなり」。この場合「患者見て治療せざるは勇無きなり」か。

その後奮起し立ち上がるも成果が目に見えて現れていない(しかも治療の甲斐なくじっちゃん死亡)状態で次回に続くというのは厳しい展開です。うるとらマンとかだったら3分でヒーローしてしまうのになあと。そういうとこはリアルな世界描いているんだなあと。

能ある鷹は爪を隠すとかじゃなく、ノー言えぬ鷹は頭かくして尻隠せずとでも申しましょうか。噂は瞬く間に広まって権威のてっぺんにまします緒方洪庵(武田さん)にまで及ぶ辺りは、江戸の情報網の網の目の細かさは凄いよなあと。

「生きる」ということに快楽のみを求めず、大志のもとにや誰かの為にと懸命に「活きる」人々の姿というのも今は薄れているだけに新鮮でありますな。武士は相身互い庶民は向こう三軒両隣。皆助け合って生きる全て人力の社会は、しがらみやひとりになれないとかいったしんどさを伴うものですがつい最近まで日本人の基本の生き方だっただけに郷愁とかいったものも感じます。

まあ個人個人それぞれは個性豊かでいい奴ばかりじゃあ勿論ないでしょうから随分な忍耐我慢というのが不可欠ではありましょうが。

来週気になるのは当然コロリの一件はどう落着するのかということ。

緒方洪庵と接触した以上どう仁は我が身の事を説明するのか。すっ呆ける訳にはいかないでしょうからねえ。

早く続きを観たいと思わせるドラマです。これは大当たり。久方振りにワクワクするドラマですなあ。

以下は相変わらずのどうでもいい感想。

 感染を防ぐ為に衣服を焼いてという話し。江戸の頃の服って確か代々引き継ぐくらいの大切なものでホイホイ焼くという気にならないものと思えるんで、もったいなくて焼く事なぞ出来ないとかいう庶民も出てきそうだなあと思ってしまいました。

 綾瀬さんお奇麗でしたなあ。「一途」と「視野の狭さ」は時に紙一重なんですがそこのところはきちんと「一途」に映ります。お武家さんの娘という凛とするを教え込まれたであろうというのもそう思える要因なんでしょうか。咲が居なかったらドラマの勢いが半減するんじゃないかと思える程惹かれます。

展開とは関係ないけど男女席を同じゅうせずみたいな連れ立って歩かぬが作法のシーンの綾瀬さんはお奇麗でありんした。

 南方先生。長期滞在ということになれば頭髪も整えなければならいのでしょうが、橘の母上(麻生さん)が言った選択肢「坊主か髷か」。どっちを選ばれるんでしょうか。緒方洪庵みたいにするって手もありそうだけど。個人的には坊主はちょっと引くかなあ。どうなるんでしょう。

 緒方洪庵かっこよかったなあ「医は人徳」ってな勢いで名を残す人はやっぱ違うわあと感心する次第で。

 坂本龍馬は色んなドラマに登場していてある意味龍馬像が固定化しつつありこのドラマでのその人となりはそういった龍馬らしい感じでぐいぐいとでありますが内野龍馬は今後どういう新しいというか新鮮な龍馬らしさを見せてくれるんでしょうか。

縁側で眩しそうにしてる龍馬の絵柄がなんか印象に残りました。自然光使ってるんだろうかなあと思ったってこともそうなんですがなんか漠然としていて心持ちが定まっていない龍馬が現れてるようで。でもなんか日差しに温もりが感じられてのんびりこんとした感じがよかったなあ。

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