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JIN・仁 その1

 えらいワクワクするドラマですなあ。自ええ隊にタイムスリップが出来て医者が出来ない訳はないという精神論をもってすればうそ臭さは消せるのでありますが。

そんな細かいことごちゃごちゃぬかさんでも仁(大沢さん)の懸命さにぐいぐい引っ張られてしまいますな。医者の本能ともいうべき後先考えずまず救う事をば一義とする行動の数々にほんと惹き込まれてしまいます。

この回はふたつの手術のシーンがやはり印象的でした。特に子を思う母の気持ちと母を思うこの気持ちとがリンクした「言葉の麻酔」は良かったなあ。

興味として、一に現代の知識を持って江戸の人を救うことのその葛藤(知識があっても道具がない等)にハラハラする。補充のない器具や薬剤の中で今後燃え尽きてしまうのかとかいう先の不安とか。

二に歴史を変えてしまうのかという時空を越えるお話しでは定番の葛藤と踏ん切り。

三に仁は最後どうなるんだということ。生きてるうちに戻れるのか土になって帰るのか。

四に女性関係はどうなるんだということ。あの花魁さん(中谷さん)がんこ曰くがありそうで。咲(綾瀬さん)はもう仁先生にほの字の兆候ありなんであれですけど。まあ今後の行方が愉しみですわ。

五には、現代とどう随時繋がっていくんだろう。あの運ばれてきた謎の患者は龍馬(内野さん)っぽかったし。

なにせ原作読んでないんで先を知らないんでドラマと共にハラハラしそうですわいな。これは思ってた以上に面白いドラマだという予感がしてきました。

なんでしょうかね、なんか大きなうねりをそこはかとなく感じさせる勢いがあって。一個人がタイムスリップしたとかいうこじんまりとしたものではないスケールの大きさを感じさせますな。

 ちゃんばらの音がなんか新鮮だったです。リアルっぽいというか実際に鍔迫り合いしてるみたいな音で。

小出さんは別の記事でジョージアの珈琲のコマーシャルでの作業着姿が似合う昔ながらの汗が似合うお人だといういわば昭和の存在感を醸し出せる役者さんだみたいな感想を述べたんですが、昭和だけじゃなく江戸までその存在感の幅が広がりそうです。なんかとてつもなく違和感がないというか想像上の江戸のお侍の姿とだぶる感じです。

大沢さんには惹き込まれますなあ。苦悩と懸命を背負わせたらホント吸い寄せられるように魅入ってしまいます。その分平凡なる穏やかさだと物足らない乱世でこそ映えるタイプの役者さんなんでしょうか。散々な目に遭ってても席を立たずに観れる吸引力をホント感じますわ。

綾瀬さんお奇麗でおまんな。キャラクター的には真新しい役に挑戦という感じはしないいつもの「綾瀬はるか」ならではという印象を受けますが、そのお姿観てるだけでもこのドラマ観てよかったって思えるくらいですな。髪もカツラカツラしてないから相当地毛を生かしておられるんでしょうかね。リアルさを感じました。

麻生さんの母上役がこのドラマの土台というか重しなんでしょうかねえ。幕末という時代の価値観や思想をを象徴する役を担っておられるようで、観てる側に時代のギャップを指し示す存在なんでしょうか。流石にお歯黒は見た目が良くないのでなされてませんでしたが江戸時代の指標として観ていけばいいんでしょうかね。

2話分一気に放送したかのような初回延長の長さでありました。最近流行の初回超豪華で後尻すぼみという形になったとしても、なんか愉しく観れそうな気がしてます。でも幕末は全てが人力。エキストラさんとか少なくして閑散で活気が見出せないような江戸の景色になったらちょっと白けるかな。そうなって欲しくはないな。

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