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ギネ・産婦人科のおんなたち その3

 空耳アワーじゃないけれど、「ギネー ギネー ザ ホンキイトンク ウーマン・・・」なんぞと歌詞の意味無視して口ずさんでしまうほど生き様ぶっ飛んでるなあと。大切ななにかを犠牲にして医者を続けてる姿に対して「ぶっ飛んでる」という表現は失敬にあたるんでホントは自己犠牲のもとに成り立っている現状とすべきだろうけど。

それとももっと穿って「ギネー ギネー ザ本気 トーク(会話) ウーマン」か。柊(藤原さん)と君島(松下さん)のやりとりはまさにマジモードで切実ですからねえ。

芸(仕事)の為ならなんとやらはなにも芸人の世界に限ったことではないということか。家庭を顧みれないということでは企業戦士と呼ばれる人達も同種なんだろうから。ある意味医者に限った問題じゃなく社会の仕組みが全てすさんでいるんだろうな。昔の時代とかと較べれば不合理は減っているのだろうけど不条理は増してるような気がする。

 この回で柊先生の人格の歪みみたいなものが、医者をやってるうちにかくなりきではなく、その生い立ちに拠るものだということが提示されていて少しほっとできた気がしました。仕事上のトラウマからこうなったんじゃやっぱ命を預ける側からして見たら大分引きますからね。

 ところで大量出血による輸血で「完全に入れ替わった」と呆然と発したセリフが耳に残っているのですが、そうなるとどういう影響が及ぶんでしょうか。そういうのは特には無いみたいでしたけど。そりゃ確かに冗句のひとつでも言って聞いて見たくもなりまさあな。

 私の記憶力が乏しいということもあるのですが、この数の登場人物が動き回るのならばクレジットの役名と役者さん名を併記して流して欲しいですな。未だに看護師長さん始め看護師さん達の役名が覚えられないし役者さんの名前が分からない。出世レースは誰が勝つ?という井戸端会議で俎上に乗った君島先生のライバルが誰の事だか観てて分からず観直ししてHPで探してああこの先生かあと分かった次第で。

 教授(國村さん)を先頭の大名行列の光景というか教授に対する気の遣い具合がやけに痛くてこういうことにも神経費やさなくちゃいけないのは大変だなあと。医者の心労を少しでも楽にしてというのならああいうのを止めにするとかいう自助努力も必要なんじゃないかとふと思ったりなんかして。エレベーターのボタン押しひとつでも気を遣うなんて私には勤まりませんとても。

教授がらみでもうひとつ挙げれば、あないなイレギュラーが重なっててんてこ舞いの状態で緊急招集かけて対応してたけど、教授にはお声のひとつも掛けないというのはそういうもんなんですかねえ。

でもサプライズな誕生会だったと嬉しげにしている教授の姿は清々しかったです。

 すげえ生意気な妊婦が運ばれてきたと思ったら君島先生の同期だったというオチは面白かったなあ。その後の君島先生の行動と言動も面白かったです。もう完全に悪い患者の見本みたいな扱いで。でもただお騒がせ患者に留めないで教授が来て優しくなだめ殊勝になるサポートもしっかりあって。決して悪役にさせない配慮も感じられてよかったです。

 これで終わりか。今回は後味爽やかに仕事した~。あれ?教授の誕生会!しまったあ。とかいう微笑ましい感じで終わるのかなあと思ったんですけど。

「どっから出て来たんだ?」という問いかけで次回に続くというのはホント停まらせない展開だこと。

 容態が急変し家族に連絡。直ぐ駆けつけようとする家族。私にもそういう経験がありまして、あの時の病院へと向かう途中の心持ちは他に喩えようもないものでたとえなにかにぶつかっても痛みとか感じてられないくらいであり息が上がってることさえ自身で気づけないものでした。

旦那さん(八嶋さん)と娘さん(吉田さん)がとにもかくにも急ぐ姿を観て、そんな感覚を再び思い起こしましてひたすら分かる分かるという気持ちでした。行ったところで為す術もないんですけどね。分かっちゃいるけど急がなくちゃという高揚した気分が抑えられないというのをホント想い出しました。そんな急ぐならタクシー掴まえればいいじゃんとかじゃないんですよねこういのって。変な話し体使ってナンボというか。じっと座していられないというか。

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