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不毛地帯 その2

 信念に基づいて全力を振り絞った気高き初回から一転して綺麗事ばかりでは済まない景色になってくると、エンディングで映し出されるシベリアの極寒の景色が主人公の原点を忘れさせないというかその心意気の素を確認出来るようでいいですなあ。

なんて改めて思える程信念一途から権謀策術の世界への変換は凄まじい勢いでありました。そりゃあ確かにどこの馬の骨とも分からない道具で最前線に立つ者に苦難を強いてはならず。そうなってしまいかねない原因が利権によるものであるというのは現場の人のことを思えばそうなってはならないという大義は理解できますし、いくさである以上どんな手を使ってでも勝たなければ意味がないし負けたものの悲哀というのがどんなものかを身をもって知っていればこそなんとしてでもというのも当然なんですけど。

観ている限りでは私なんぞは素直に奥さん(和久井さん)の心情に同調してしまいますです。だから大人と呼ばれないんだよいい歳こいてって言われても反論できないんですけどね。「狭いながらも愉しい我が家」でいいじゃないかと。どっちみち息子は反抗期なんだからなにやっても親父は嫌われるんだからさあって思っちゃいますわ。

まあなんと申しましょうか、器が違う男を観るというのは戦国武将みたいな遠い過去と社会との違いでなら全く別物の種族という目で観れるんですけど、世代は大きく違えど一応昭和という同じ時代での器量良しとなると自分と比較したりなんかして観てしまいがちになるんですが。

この主人公は器のスケールが違いすぎるものですからそういう目線で観なくても済みそうだというのは分かりました。それに主人公だけじゃなく出てくる人みんな器がデカイですから完全に別世界というイメージで観れるせいかもしれないですしね。

 売り込み作戦の諸々の手段は何が清廉(信念)で何が汚濁なのかとかじゃなくなんもかんも手が後ろに回るんじゃないのかというような暗躍という印象を受けました。目には目をということなんでしょうか。

いくさに明け暮れる世を失くす為いくさして人を殺めるみたいなもんなんでしょうか。

 えげつないよく転ぶ政治家さん登場されて不潔感を感じましたけど、政治家さんと付き合うと必ずこういう世界になるんでしょうかねえ。

 今回は攻めの図でありましたが最後に来て状況が一変して。来週は守りの図が展開されるということなんでしょうか。

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