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アンタッチャブル その2

 実際に本になるまで出版元は瓜二つだと気づかないものなのかあと感嘆しつつ。発売日が一緒なら仕方ないかあと素人はかく能天気に思いて物語の先をば追う次第ですが。そんな能天気な展開ではなくシビアで嗚呼無情な展開でありました。

タイトルバックに流れる事件の見出しの一群はこれから起こる出来事を謳っているんでしょうか。手抜き工事を予言する女・流行作家二人の同一小説・空に舞う一億円・意味不明な立てこもり・盗聴疑惑・100%当てる占い師・美人姉妹の演奏で失神・超高級クラブの秘密・けた外れの天才児たちVS三流記者。

 鳴海(仲間さん)のスカート。なんか「コールセンターの変人」で青響(みムラさん)の穿いていたのに雰囲気似てる風に思えます。そのせいかやけに色気が漂ってきません。高慢不遜なプライドや自意識過剰で疑り深く粘着気質とかいう性格に問題があってという点もそう思える要素のポイント高いんですけど。記者という猟犬としての素養は十分なものを有しているみたいです。でしょうけど女性として見るには巻瀬(芦名さん)という対比すべき美女がおられるということもあって非常に微妙でありますな。こういうキャラで闇と対峙するなんてバランスを考えると無謀だなあと思えるんですが成立してるから不思議です。

兄貴が桜田門にお勤めしてる分箔がついてるわけでもないでしょうけど。でもなんかお兄ちゃんが一番闇っぽく思えるのは気のせいでしょうか。

「世の中には知らないほうがいいこともある」

前回の謎の言葉。起きている事は、全てが繋がるひとつの大きな闇から生まれいでし歪みなのか、それぞれ繋がりなぞはない複数の闇が無数に存在しているものなのか。

社会的に認められている高名な人物にすらその牙を向ける闇とはなんぞや。

「名なしの権兵衛」再び現る。誰?悪?正義?

 盗作のからくりはなるほどとその奇抜さに得心いたしました。一番怪しくない女子大生が結果的に仕組んだ出来事というのは意外でしたなあ。遺骸になったからこそ被害者と思わせといてその実有名作家に二股かけたペテンの手先だったというのは。

その出来のよい作品は誰が書いたのか。自殺させられた(殺された)いたいけな男子大学生の弁によると彼女には才があったと言う。有名作家は素人の書ける領域ではなく闇の組織の手にものにちまいないと言う。闇とは関係のない才ある若い芽を闇は利用したのか、それとも女子大生はもともと闇の一部(末端)であったのか。

大学生二人は闇の被害者なのか殉教の如く命を捧げて有名作家二人をはめるという使命をまっとうした闇の一員なのか。まあ男子大学生は完全なる被害者なんでしょうね多分。

 作家二人を潰す目的と盗作のからくりは納得したんですけど誰がはめたのか。それが謎に包まれたまんまなんですっきりしない後味が残りました。少なくとも女子大生の立ち位置をもう少し明らかにしといてくれたら霧の晴れ方も違うでしょうに。

 いづれにしてもここまで闇を大きく見せているんですから焙り出して出て来たのが鼠一匹では締まりが悪すぎますから興味としてはどんな凄い闇なんだという正体とはになってきそうです。

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