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働くゴン!

 色を感じますなあ。ハケンのなんたらと同じ色を。って殆ど全員集合じゃないですか。いくら裏で本家やってるからってそれに対抗してもなあ。

でもこの色はやっぱし暖色系で温かい色でありますな。観ててホッとします。

「かあちゃん」ってのは、やっぱいい響きだなあ。「ママ」じゃどっちらけのトレンディ壊しにしかならないからナイスだよなあ。バリバリ働く女性と急ごしらえの母ちゃんとのメリハリがはっきりしていてそれでいて露骨さとかあざとさといった「えぐ味」が無くさっぱりしてるとこが流石役者「篠原涼子」さんの持ち味なんでしょか。子供を溺愛する様は刑事なさってた折にも描かれていましたがあの時よりも深いものを感じます。益々骨抜き具合が増した感じで。

最初弩派手なオープニングで、これは漫画か?と思ったりしましたが、徐々に人としての弱い部分が描かれていって観ていてつい応援したくなる感じでありました。

いわば絶頂(理想)の状態から滑落して底から這い上がる様を描いているドラマと言える訳でありますが。それだけでなく働く女性というものを新人中堅ベテランと配置して描いているところもあって。それと報道の在り方とか。色んな観方が出来るドラマなんだろうな。私は単純に母ちゃん奮闘記として愉しく観ましたけど。分類すればコメディなんでしょうけど笑って精神疲労回復というよりもその逞しさに元気増強って感じで観てました。

子供の煩わしさが感じられなくて観易かったです。一所懸命な母親に対して反抗する役どころとなると、物語が母親目線で語られていくとなるとややもすれば憎たらしく映りがちになるものですがそういうこともなく素直さで通してあってよかったです。働く母親にとってのハンデじゃないけどお荷物に映ったら台無しですからね。きちんと宝物として映って見えてました。

「なんで働くの?」という子供ならではの核心を突いた質問に、「強く生きること」と答えていたのはそれが現代なのかあと。一昔前だったら多分「楽しい」とか「生きがい」だからと答えていたんじゃないのかなとふと思いましたけどどのくらいの説得力があったんでしょうか。何に対して強くあらんとするのか。人か義務か社会か理想か意思か。挙げたらキリが無いところですが少なくとも「逃げない」ということなんだろなというのは分かりました。

最後の感動的な朝の中継シーンのような劇的な幕の引き方は好みではありませんが、とにもかくにもハケンのなんたらの余韻を再び燃え上がらせたような温もりを感じる作品で作り手全員の愛情を感じるドラマでほんわかした気分になりました。

 それにしてもドラマの背景が勝手知ったる我が社屋だとは申せ、報道の中枢?で撮影してる画柄はへ~でした。

大分前で局は違うんですけど、生放送のバラエティ番組で編集ルームかなんかの部屋を女子アナの方がどういう事をしているかを紹介しながら周っていた時に、明らかに報道の人だと分かる人が編集作業をしていて、カメラが回っているにも拘らずさも迷惑そうにどっかいけみたいな感じで「「お~いディレクター!」とか怒鳴っていた光景が映し出されていたところを観たことがあります。バラエティを明らかに見下してるような態度を見てそんな格差(上下関係)があるのかと嫌なもの見た気分になったことがあります。普段からのああいう態度が取材する側に対しても滲み出てくるんだろうかなと。重大なニュースはもちろん別ですけど普段のニュースとかでは聖域(報道)と日常(娯楽)なんてテレビ観てる側からすればそんな大した違いはないんですけどね。

テレビ局のHPでのトップメニューの順番が例えばフジとTBSだとドラマで次がバラエティ・音楽となってるんですがテレ朝と同様に日テレって報道がトップでその局風が推し量れるんですが。

そういう環境でドラマが報道の場を借りて画を撮れたってのはもしかして凄いことだったんでしょうかねえ。まあセットだったら的外れな感想ですけどセットだったらそれはそれで凄い凝ってるってことになるか。

何度も「裏を取れ」というセリフが飛び交っていましたがこれは蛮記者さんへのメッセージなんでせうかね。

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