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2009年7月のコマーシャル

 無条件で印象に残った作品は今月記憶にありませんでした。つまりさりげなくまとまった圭作が揃っていたってことなんでしょうね。なのでどうでもいいことが印象に残ったものを。

 広末さんがジャングルジムに腰掛けて遠くの彼を想ってる新キャべジンコーワのCmは、私それなりに長いこと生きてきてますがあんな夕景?の空の色を見たことがありません。絵に描くとなるとビリジャンを基礎としてホワイトで薄くして表現することになるのかな。海にはよく使うけど空にこの色は普通ないよなあと想うのですが。とは申せこれがお初の斬新ということではなく映画やドラマに於いては時たま見かけてまして、以前から違和感を感じていたのですがついにCmにもこういう色味のものが出てるんだぁという感想です。

私には寒色に映るのであのような装いで風邪引かないか寒さを我慢してないのかと気になってしまいました。まあ自分が広い世界を知らない無知なせいで実際にこういう色が場所によっては存在するのかもしれませんがセリフから伝わる労わりの温もりと背景の色から来る冷めた感覚が入り混じって不可思議な感覚に陥るCmであります。

 ツタヤのレンタル宅配便のCmにおける市川海老蔵さんの手の所作がピシッと決まっていて綺麗だなあと。普段は大抵顔に視線が集中して手の様とかは見落としがちなんですがこのCmでは手の動きばかり追ってた感じさえしてます。歌舞伎の底力というか全身くまなく気を遣う表現方法なんだなというのが計り知れて興味深かったです。

 西友のお弁当298円というCm。つい喋ってしまいたくなる安さとかいう内容のナレーションが効いてるなあ。それでないと差額202円返しなさいよという奥さん悪魔にしか映りませんから。「つい」という言葉で鬼でとどまったみたいな救いを感じました。

 缶コーヒールーツのCmは、仲村さんのやるせなさがよく伝わってきて印象に残りました。香水編よりもカレー編が特に。スタッフの態度の激変が面白いんですが仲村さんの居辛い空気感。さぞかし味わうどころじゃなかったんでしょうね。ホントああいった気の遣われ方は厳しいよなあと。私は遣われる側では決して無いのでああいった目に遭うことはないので安心ですが、当然という態度だったら何様だよとなるし固辞して遠慮すればめんどくさい人と取られるだろうし。そんななにしてもどうしようもない痛い事を引き摺らないでどうやって気を落ち着かせるのかということで「救いのアロマ」。ほ~と呆けた感じがいいですわ。単に忘れるんじゃなくて次頑張ろうという空気感が明日を感じさせてくれます。

 朝日生命のCmでの菅野さんの無邪気さが素に見えてホントこの方は自然な演技がお上手なお方だなあと。猫の動きに驚いたりガキと一緒に大声張り上げたりと三十路の大人の女性らしからぬ年齢不肖な行動の数々でありながらこんな人なんだと納得させる無理してない感が魅力的です。もちろん菅野美穂さんという実在の人物もこういうお人なのかとかいったイメージを持つものではありません。

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