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ジェネラルルージュの凱旋

 第一印象は映画らしい映画だったなあと漠然と思えました。冒頭からこれはでかいスクリーンと音で観聴きしてこそだよなあというのがこうして改めてDVDで観直してみるとよく分かります。映像だけでなく音も凝ってると思えるので良い再生機と大きなテレビで観た方がより満喫出来るんだろうな。うちのはごくごく普通なので映画館で観た方が良かったですがホント音は凝りたいところだなあと。この映画では特にそう思えました。役者は「声」も大事な要素だという事を改めて感じたみたいな。

チョイ役と言っていいのか分かりませんがほんの少しの登場でもインパクトがあると言うか登場する必然性がある人ばかりだったなあという緻密さを感じました。それでいて全体的に無駄がないスピード感がある中にクスリと笑える部分を織り交ぜてともすれば沈みがちな景色の世界をエンターテイメントに変えている欲張りな部分もあるよなあと。

推理ものということにおいては殺人犯を追い詰めるというよりも癒着の真偽を問うという方に神経がいっていたように思えて観てました。

それと共に救命救急の現状を知らしめるというテーマも訴えかけているようでもありまして単純に痛快という娯楽映画ではなかったような後味がありました。

これだけ欲張っていながら起承転結が見事かつ大きなスケールで。普通続編ってなると興ざめしてしまうことが多いのですがこの作品に関してはパワーアップしてる勢いを感じます。

観る前から興味が湧いていたし裏切られた感(失望感)もないしこの面々を再び観れるというのも愉しいし。観終わった後の嵐が去った後のちょっとした虚脱感のような余韻が何度観ても失われず。不足ない映画でありました。面白かったです。

 以下はネタ晴れを含むやも知れませぬ故観てない方はスルーが妥当かと。それにどうでもいい話しばかりですしね。

  「私がやりましたって思わずいっちゃいそうでしたよ~。」という時の笑顔は可愛かったなあという印象ですけど番屋にしょっ引かれる位疑われてたんならあの場で受け取ったDVD?証拠として桜田門の方で調べるなり無実の証しなりとかで調べる事しなっかたんですかねえ。そうすりゃあもっと早くに会話が洩れ伝わって御用と相成ったやもしれんのにとつい思ってしまいました。そういうことしなかったのは一夜にして警察が自殺と断定したということなのかもしれませんが、そうなのであればもう少し明確に「自殺」とかいう告知を表わして欲しかったと漠然としか見れないタイプの人間はそう思えました。その後の周りの空気読めばそれくらい分かるだろうにといわれてしまえばそれまでですが。

 査問委員会での丁々発止は堺さんの独壇場で板の上の芝居を観てるみたいでした。ここが男の花道ということでしょうから気合い説得力オール全開でというのは分かるのですが異質な空間でありました。まあ淡々と進んだのでは面白味がないのでこの臨場感を否定しようがないのですけど。

 最後の方の病院一丸で患者を受け入れてる光景は、上から俯瞰で観るような画が多くそれによってスケール感がましたんですけど。個人的には運ばれてきた患者の目線の画もあって欲しかったところです。プライベート○イアンのオープニングのようにまさしくその喧騒の場に自分が居るかのように思いたいというのと、医療スタッフの大丈夫ですよという励ましの言葉がどれだけ救いに思えるのかとかいうのを疑似体験出来る様な画が欲しかったなあと。

 それにしても白鳥(阿部さん)あんなしょっちゅう骨折ってて役所の仕事の方は大丈夫なのかとちと心配してしまいました。まあ骨折り損のくたびれもうけにはせずに必ず元取ってるみたいなんでOKなのでしょうなきっと。

 田口先生(竹内さん)は観てるだけでほんわかしてきてこの人観てるだけで満足というか癒される勢いでありまして、このキャラと竹内さんとの相性は抜群なんだなとつくづく感じ入ります。

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