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赤鼻のセンセイ その9

 此処へ来て石原(大泉さん)の失言がなくなったことによりなのか、和田(須賀さん)と八重樫((神木さん)の本領がより一層発揮され始めたのかとても引き締まったドラマになって参りました。

和田の「明日」があるのか分からないから今やっておかなければという発言に対し大人達は感心するばかりでありましたが。八重樫はこの世の終わりみたいなことを言うな諦めるんじゃないと和田に憤りをぶつける。

厭な事は明日に回してしまう自分を反省し今日を精一杯生きようとする姿勢に感心するという想いは正しいよなと思って観てました。

そしたら、八重樫が和田に「お前に文句がある」と言うのでなにを言うんだろうと全く想像がつかなかったんですが言われてみれば確かにその通りだよなあと。

いやあ和田と八重樫の会話は本当見応えがありました。言葉に起こしてもこのシーンの良さは伝わるものでなく観た人にしか分からないという正しく役者パワー炸裂でありまして観れてよかったです。

儚い命の重みは誰が決めるのか。自分なのか他人がその人を想う心なのか距離(年月)なのか跳躍の高さ(瞬間)なのか。周りの人が如何に一所懸命に救おうとしているのを分かっているのに肝心の自分が諦めていいのか。それが甘えていることだと。

健康な状態であったなら即説教もんだけど、心のどこかでこいつもう駄目なんじゃないのかと思ってしまった自分への怒りも混ざって正論と感情論がごちゃ混ぜにされたものを和田にぶつける八重樫というのも中学生らしい粗野な部分があって言葉の下手くそ加減が魅力的でした。

正しいけれど言うには勇気のいることでそんじょそこらの大人ならそう想っても飲み込んでしまうものでしょうけどそれを口に出来るってことは素晴らしいことだよなあと思いましたです。

そんな和田はどうなるんでしょうか。今は晩節の時期なのか克服の前の迷走なのか。どっちなんでしょうね。

 来週はいよいよ最終回。どういう奇跡が起きるのか起きぬのか。

院内学級は閉鎖。教え子は病気との闘いが熾烈をきわめ始めている。

といった風に流れとしてはよろしからぬ方向に向かっていくばかりでありまして。

明るい未来を想像させる終わり方というものを想像すればきりがないくらい閉塞したここまでの状況をどうやって終わりに導くんでしょうか。

それにしても悲愴な印象を受けないのは大泉さんのキャラクターによるものなのでしょうか。

まあとにかく最終回が楽しみです。

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