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コールセンターの恋人 その9

 ついに登場しました。本来、かたぎの人には迷惑を掛けないのが筋というべきご職業の方からのクレームが。かような仕事をする限り行き着くところこういう処理をせにゃならぬ訳でとかくこの世も住みにくい。まあ実際どんな職種であっても起こり得る諸業無情でありましてマナーというかその筋なりの掟を守って欲しいと願うしかないことですが。

それをどう捌くのかに興味が湧くわけでありますが、センター長のヘナチョコ振りは私には嗤えない痛みでありました。もちろん私は偉いさんになったことなぞなく実体験としてあのような仕打ちに遭ったことがある訳ではないのですがそういう現場を野次馬社員として目撃した事は何度かあります。とにかくねちっこく延々と粘っこくすかしと威嚇が長々で陽なんかあっという間に暮れてしまいますわ。

クレーマーってひとまとめに言ってもいちゃもん屋と難癖屋とぷっつん激昂屋とか色々あって同じ対応したとしても場合によっては相手の思う壺にはまることだってありまして。

それに無理をごり押し通して出来ないことをやれと強要する方式と過去(済んだ事)を突いて誠意という名の金銭や詫び状を要求する方式というのもあって。

それらの中でもまた屁理屈に理屈が通る場合と通らない場合があったり問題の趣旨がどんどん変化してとにかく感情的に土下座要求になったりと。まさにマニュアルなんぞじゃ追いつかない千差万別さでありまして。

今回は誠意を示せの一点張りで理屈が通らない揚げ足取りの難癖屋という事でありました。誠意では犯罪にならず具体的に金銭を要求しなくては犯罪にならないというのは本当のことでやられる方にとっては言葉の綾を利用されて威嚇されるのは堪ったもんじゃありません。

とにもかくにも囮となって誠意とは金と言わせしめたことにより解決した訳でありますが、観ていて南極アイス(名取さん)の知恵をもってして公開クレームとして世論を味方にする手法なのかなと思ったりもしたのですが。平たく言えばどっちの言い分が正しいのか視聴者に裁判員になって判断して貰うと言う今が旬の擬似もどきでクレームを世論を背景として退けるって算段なのかなと思ったってことですが。

ドラマではそういう展開という感じには解釈できず録音のお返しして証拠と為せば別に生放送中に受け答えしなくても良かったんじゃないのかしらむとつい思ってしまいました。

いづれにしてもこういうのは一件落着したかに見えて後々お礼参りとかもありそうで観ていて気持ちのいいものではなかったです。そう思わせる程あちゃらさんの誠意を見せろが迫真だったということでお芝居上手いなということでありますが。

 ところで肝心のドラマの流れとしましては、青響(ミムラさん)の過去が明かされるという平穏な日常からはみだし始めた訳ですが来週最終回。

とりあえずはコールセンターの存続が気になるところでありまして。どうなるんでしょうねえ。タイトルに恋人と掲げられてますんで一応二人はどうなるのかというのも気にすべき点か。

 それにしてもセンター長(松重さん)のへたれ具合は凄いの一言に尽きますですな。女房に逃げられるのもなんとなく分かるような間の悪さと勘の鈍さからくる空気読めなさは特筆すべきものであります。朝令暮改の癖して上にも下にも強いことが言えぬ中途半端の塊で。それでいて愛想つかせない愛嬌という部分もあってこの人が穏やかに暮らせる環境を構築することが真の平和ということなんだろうなと思えてきました。

 青響はずうっと同じ服装でありますな。ある意味これは凄い話しで。場合によっては不潔さが感じられなくなもい危ない行為でありますがセーフという領域なんでしょうかねえ。あまり気になりませんでした。それでいいのかどうかは判りませんが。

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