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救命病棟24時 エピソード6

 硫化水素なる瘴毒を用いて近隣に甚だしく傍迷惑をかけて死なんとするはなんという不義者かと憤慨致せしも。死に追いやられかけし狂人の被害者なるを知りてなんてこったい。でありました。見事たばかられたというか展開の妙を堪能致しました。

その瘴毒を消毒するにあたり屋外応急治療場所にて体を水?で洗浄するシーンではどこまで見せるんだ?というドスケベ根性が一瞬出てしまいました。ああそれで小島先生(松嶋さん)を含め女性ばかりで処置したのかあと納得したのでありますが。

ところで終わった恋に狂う人怖かったな。おつむのいい奴だけに始末に負えない粘着性の周到さが迫力ありました。スリル感があってドキドキしました。

澤井医局長(ユースケさん)の一連の動きはなんか昔こういう人を見たぞというような気がします。なんだろうかと錆付いた記憶の引き出しを捻ってみたらそうだ労働組合の役員の人だと。組合運動華やかなりし頃この忙しいのにどこ行っちゃたんだとか、仕事は出来るのにいざという時にいなくて計算が立てれない存在感。でも何やってるかというと組合員の為に奮闘している訳で痛し痒しだった記憶と澤井医局長の行動が一致しました。行き着くところ政治と関わりを持たなければなにも変えられないってとこも同じだよなあと。

単純に作業する上ではいなくなるから不満がつい出てしまう存在だけど職場を良くする為には不可欠な存在なんですよね。組合役員になぞなったことはないので澤井医局長の心の内というものは察し難いのでありますが同じ職場で働く身として痛し痒しの存在感を持つ人というのは理解できます。

患者に特別はないという進藤先生と対立する辺りも極めて政治的配慮という奴で私的には別に特別が存在してもおかしくない話しだよなと思ってしまいました。だって同じ一人息子でもお殿様の息子と一般ピーポとの息子だったら優先する順番は自ずと決まってくるでしょうに。これが金持ちと貧乏人だったら特別はないと言い切る人に拍手しますけど社会的に為すべき大事を持つ人とそうじゃない人だったらどうなんだろうかと。

その澤井医局長、進藤先生(江口さん)を辞めさせようとしてるとか。そのココロはなんぞやというまま次回へ続くという展開でありました。

 今回は話しの組み立てがガシっと締まっていて見応えありましたです。穿った見方ですが前回までは急遽の急ぎ足であったのがこの回でようやっと元々のシナリオに追いついたのかなと。

この回ではああいう世間を騒がす自殺の方式がどれだけ人に迷惑をかけるのかということを知らしめた事と、ストーカー被害の恐怖。それと人の命の優先度とかいった思うところ満載でホント見応えありました。ってもう来週最終回かい。ようやっとエンジン掛かってきたみたいなのに。まあこのシリーズこれで終わりってこともないでしょうから次があるんでしょうからそれほど口惜しい訳じゃないんですけど。

 狂気人役で水橋さんが出てられました。水橋さんは万年経っても青年で、しかもどこか一本切れ掛かってるという不安定な役やらせるとその危うさが光りますです。リクルートのCmみたいな「善い人」もいいですけどどちらにしても打たれ弱い精神を内面に抱えて映るので意思を押し殺して引き下がるのも逆に今回のように弾けて暴発してしまうってのにも説得力があります。いや今回は医師を押して殺しかけたから・・・・ってな、くだらん冗句はやめとこう。とにかく問答無用のあやうさが漂う辺りはさすがだなあと。

 予告編では澤井医局長が直接進藤先生に辞めていただくって言うシーンがあった筈ですけど本編にそんなシーンありましたっけ?

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