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猿ロック エピソード3-3

 実際可能な事なのかどうかはさておき、犯行の手口という種明かしにおいてはそのトリックが意表を突いて面白かったです。

容疑者の絞込みを消去法で行けば本人の自作自演というのはサル(市原さん)が殴られて気絶させられたシーンですでに本人は縛られて臥していたので実は双子だったとかいうことでなければ狂言説はなし。7年前にも同じような事件が起きたということから関連性があるならば超曖昧な七不思議でしか当時を知らない現役の生徒ではなかろうてということでこれもなし。残るは先生。ここまできて外からの侵入者だとかぬかしたら座布団放り投げるところですが流石にそれはなかろうて。それと同じで紹介されていないその他大勢の教師だったら侵入者と同じで裏切りと感じるのでこれもなし。

つまり人物紹介のあった三人の先生のうち誰かなんだろうなと思って観ていました。美術の先生はただのストーカーだったということを真に受ければ残りは二人。そのどっちなのか分からないまま観ていました。そしたらいつもなにがしかの楽器をこれ見よがしに持っている音楽教師がという展開でありまして、犯行に至った動機というものもこのドラマにしては珍しく無理繰りがなくて推理ドラマとしても楽しめました。

 気になった点を述べると、

 一番気になったのは、体育館の地下倉庫からの脱出の際、頑張れ頑張ればパンツ見せてやると励ましてたリツコと励まされてたサルでしたが。約束通りパンツ見せろやとかいったシーンが一切なかったところですかな。約束守ったのか気にも留められていなかったのかいつもの冗句と解釈したのか。その顛末が気になるところです。

 最後あや(石橋さん)がサルに身を任そうとしたという意外な展開をリツコがカバン一杯のエロをぶちまけてサルの本性を見せ付け「不潔!」と言って逃げていってあえなくおじゃん。で、見事サルの魔の手からいたいけな少女を救ったという形でしたが。あのような狂気の犯行に及ぶような相手と付き合っていて清いお付き合いしてたとはとても思えず、そんなカマトトじゃねえだろとつい突っ込んでしまいました。

 だだっ広い江戸川の河川敷きでは砂男が寝てるんで注意してくれということだそうだけど、居たか?

 とまあこんな感じでありましたが女性にとってあんな危険な野獣の如き二人が学園内を何日も徘徊してよくぞ何事も粗相が起きなかったのは奇跡だったなと思う次第でありました。

山本(渡部さん)のキャラは面白いです。ナイフ突きつけられてるという洒落にならない真剣な修羅場の中で押収したカメラで遊んでる姿が笑っていいものかどうか分かりませんがサルの懸命さとのギャップがあってついエヘラとしてしまいました。サル一人だとひたすら暑苦しいだけなんですけど山本の存在でそれをクールダウンさせる効能があるようでナイスな存在だなあと思いました。

こいつらだったらへらへらしながら凄い事を成し遂げちゃいそうな気がします。本人達は懸命なんだろうけど観てる印象はなんか脱力系で平和を感じます。

3-1から3-3までとりあえず一気に見直してみます。それでまた新たな感想浮かんだら追記として書きますが、そう思わせるエピソードでした。ただ七不思議の顛末が性質の悪い置き去り冗句みたいなのはどうかとは思いますが。

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