« *ちょっくら | トップページ | *めえめえん »

とてもとても2009・7月~9月

 NHKでは刑○の現場とかオト○マエとか以前(前シリーズ)観て面白かったドラマの続編が放映されているようですが、最近NHKのドラマは瞬間目に入ってくる時はあっても繁々と観る事はないです。なんでかというとアナログ追い出し作戦が露骨に展開されてるから。民放も同様ではありますが民放は無料視聴ですから文句言える筋合いではありませんのでじゅくじゅくと従うのみです。でもNHKには受信料払ってますんで金徴収しといてなんでこんなことされなきゃいけないんだという想いがあるのでそんなら観ないと。周知なら映画館でのマナー注意喚起フィルムみたく番組始まる前にCmとして流せと言いたい。

ドラマのいいところは別に観なくても生活していく上で特に必需なものではなく、あくまで娯楽として心の安らぎや勇気を補うサプリメントみたいなものですから。そういったサプリメントに不純添加物混ぜてしかも金取ってるというのはホントドラマの世界感ぶち壊しだよな。

最近民放でもドラマ全体の視聴率の低下がどうたらこうたら言われてますけど、もしかしたらこの不純物が影響してるのかもしれません。職場の連中の雑談でもこの表示が邪魔だよなと気になってる人は結構居ます。私だけじゃないようです。特に夜のシーンなどでは異様に目立ちますものね。

 などという愚痴はこれくらいにしておいて、この時期のドラマも順々に終わりを告げました。途中で投げ出したドラマはなく途中から見始めたドラマもなく。猛烈に食い入ったドラマもなく穏やかに過ごせた期間でありました。

*赤鼻のセンセイ

 入院してる子供目線でドラマが展開していったならば面白いドラマだっただろうなというのが正直な感想です。石原(大泉さん)は最後まで何考えてるのかその心根のねっこが分からない不思議さんのままでしたんで移入して観れなかったというのもあるんですけど。何故院内学級が必要なのかとか「命」と「生きる」とは何かとか俺はなにしてるんだろうとかいう葛藤を愛でるなら八重樫(神木さん)視点で物語が進んでいけばそこんところとかが感じ入れたんじゃないかという気がします。言うてもせんないことでありますが。

実際のドラマでの愉しみとしては香椎由宇さんが映えてたなあ。端整な顔立ちが際立っていて役とマッチしてた気がします。マッチなだけに火が点けばカアッと燃え上がるとこが特に良かったな。上川さんは上手すぎてそのへたれ具合が際立ちすぎてたような気がします。仮にも院長先生なんだから医者としては尊敬に値する部分を見せて経営者としてはイマイチというメリハリが観たかったなと。大泉さんは「らしい役」で違和感や無理してる感はなかったんですけど前にも書いたように主役をかき混ぜる役というポジションにした方が良かった気がします。

院内学級という聞きなれない世界を描いている新鮮さはありましたが単なる背景で終始してしまったようでその意義とか置かれている状況とかいった切り口をもっと重要視た方が深みが増したような気がしました。もちろん私の見方がヘボで描かれていたのに気づかなかっただけかもしれませんが。

*コールセンターの恋人

 南極アイスの名取裕子さんが印象に残りました。ミムラさんの声と語り口は確かに本物のオペレーターみたいな感じでリアルな感じを受けました。が、恒に同じ衣装を身にまといボサボサ系の髪形というキャラは冒険といえば冒険なんでしょうけど商品変わるごとに装いも変えてそれを楽しむ人格になりきるって発想で見映えが変化するってのもありだったんじゃないのかと思えました。商品によって客層が大きく異なるのですから求道者(研究者)みたいな青響では分析に終始するだけで欲しい人の気持ちまで判ろうとしないのではとつい思ってしまったものですから。まあその方が不潔感なしに着せ替え人形みたいに楽しめたかもなと。それに間借りしてるのがあの何でも揃う「なんでも屋」なんですから。

苦情処理を通して人と人のふれあいを感じた時が快だといっていたけどそういうシーンよりも売らんかな主義の犠牲に陥った不幸な身の上というイメージが強く残った気がしますです。それをみんなで片寄せあってしのいでいくみたいな。

*官僚たちの夏

 TBSの製作意図が官僚批判というものであるなら見事にその趣旨を全うしたかのようなエンディングでありましたが、主人公達の生き様を愛でるのが普通の観方でありましょうからそういう意味ではなんじゃらほいな感想でありました。

登場人物の中でその生き様に心動かされたのは池内総理(北大路さん)くらいでしたかねえ。今回の役柄に限らずパワーゲームを表現させたら北大路さんの輝きは凄いよなあと改めて感じ入りました。

*ブザー・ビート

 15分拡大で最終回を迎えたと言う成功の評価の下に大団円で幕を引いたドラマでありました。直輝と莉子は初回から出逢っているけれど、何故だか想いのすれ違いの期間が長く、覚悟を決めた後の蜜月の期間がとても短く感じられてしかも約一年という期間でのお話しでしたのでイメージとしては燃え上がる恋という勢いに感じました。男同士のやりとりは非常に薄味で女性の描きが丁寧と推察され本来は男の私が観るべきものではなかったのかもしれませんが結構楽しめました。

やっぱしほりんがいいというのと山下さんはハズレなしというか。役選びが抜群なのか役を引き寄せる力が抜群なのかは分かりませんが。

*救命病棟24時

 今回ははしょった印象がありまして同じポンポン乗りとしては致し方ない理由によるものとはっきりしてそうですからより次に期待という感じです。

それでもドラマはこれで終わりではないという意識があるから、医療の最前線で俺たちは頑張るから後方支援を頼むと荒海に出た澤井を見送るというつまるところ問題提起で何も現状は改善されていない結末であっても次はどう変わっているのだろうという気持ちでいられるところがありますな。全11話で全てを詰め込む必要がないからこそじっくりと腰をすえて観られる安定感を感じます。

私は定番看板評判と三拍子揃ったようなドラマはへそ曲がりな性格上観ないんですけど。これだけは毎シリーズ愉しみなんですわ。

個人的には家庭を持ったうえで頑張る進藤先生と小島先生を観たいよなと。もちろん二人が夫婦にとかいう意味じゃないですよ。でないと自己犠牲の上で仕事してるというイメージがどうしてもつきまとってしまいますから。

*華麗なるスパイ

  物語は荒唐無稽で無形文化財に指定されるような感動に震えるものではありませんでしたしコメディと割り切って見るにしてはシビアな部分も付加されていてある意味中途半端かなと正直思いました。

それでも観てたのは、役者さんがよかったから。長瀬さん・深田さん・柄本さんががんこよかったなあ。こういうギャグとシビアの両方をひとつのキャラで演じて破綻しないのは長瀬さんくらいしか思いつかなく、この役は長瀬さんでしかイメージできなかったです。深田さんはもうお人形さんみたいに可愛くてホントよかったです。柄本さんの役は狂気を含んでいるからということもあり板の上のお芝居を観てるかのような気にさせる程大仰かつ大胆なお芝居であったんですが惹き込まれました。

杏さんは初めて観たといっても過言ではないのですが、そのひょうひょう加減が印象的でした。

*働くゴン!

 単発ドラマをどうたらこういたら言うのは私にしては珍しいんですが、これは面白かったんで。華麗なるスパイと同様仕事中と家庭でのギャップが半端なしなぶっとんだキャラでありましたが篠原さんが演じられ違和感なく楽しく観れました。どっちも懸命さがしっかり映ってたところが良かったな。子供が持つ憎たらしさといったものがなく観れたのも良かった理由でありましょうし。とにかく印象深いドラマでありました。

 猿ロックとオトメンはまだ続いているのでまだ振り返っての感想はなしということで。ちなみに両方とも好きです。

|
|

« *ちょっくら | トップページ | *めえめえん »

2・2009年のテレビドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/45608121

この記事へのトラックバック一覧です: とてもとても2009・7月~9月:

« *ちょっくら | トップページ | *めえめえん »