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身を立て名をあげやよ励めよ

 こう唄って学校を追い出された。随分昔の話しだが今でも卒業式で唄われているんだろうか。

今といえば出世なぞよりマイライフ。個人情報がどうたらこうたらとかまびすしい限りの秘匿社会であり、過労で死ぬ間際でも励みが足らぬ(それが当然だ)と評価されるご時勢。

その昔、学校では社会に出れば歯車のひとつとしてよりよい社会を築くため努力せよと教えられ、一家の長ともなれば家に表札を掲げ電話帳に住所氏名が記載されと「大人」になるためには名を明かし多くの圧力を押しのけることを要求された。大昔の合戦じゃないけどきちんと名乗りをあげて様々な出来事に対処するのが「大人」の証ということであろう。会社に入れば労働組合家にあれば町内会。今も在るけどその費やす労力の比重は今とは比べ物にならないくらい重いものだった。もっとも昔の世間は今ほど機械化されてはなく人が動いて助け合わなければ社会が動いていけない人力の時代ではあったが。

今はその点、自分らしくをモットーにナンバーワンよりオンリィワンの自己の幸福の追求に勤しみ、匿名・ハンドルネーム&ヴァーチャルの世界とかで名無しの人生で痛み(責任)が伴わない能天気さで世渡りしていけれる。

そんな今も消費は美徳とエコとの狭間で宙ぶらりん。

今唄うとしたら「身を伏せ名も伏せやあよ励むは」がリアルだなあと思えるのは気のせいか。

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