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オトメン その3

 夏らしく怪談話し。幽霊現る。回を追うごとに面白くなってるというか観てる方も馴れてきた分この空気感が愉しめるようになってきたというか。楽しいです。

こういう展開は絶対実際に人(役者)が動くことを前提としていない絵の世界だからこそ生まれる(表現できる)発想と設定だよなあと実感させる流れでありました。

しかもとてもスムーズでドラマ化するにあたり人が動いても違和感ない風に強引に改ざんした訳でもなく漫画のテイストを残したままでありながら実に違和感なく楽しめて観れました。まあ原作読んでないので正しいかどうかは定かではありませんがそう思えました。

ざっとこういうとこが漫画らしいなと思ったとこをあげつらうと

恐怖のあまり老人化してしまう容姿。しかも子供の幽霊は一切説明無しの解決無し。にも拘らず多分来週になれば老人化はもうしてないんだろうなきっと。

幽霊は存在ししかも登場人物の中で最も幽霊なんぞは気の迷いと精神論で育てられててそうにも拘らず、実は霊感が誰よりも強いという設定のりょう(夏帆さん)。心の修行(鍛錬)が足らぬから幽霊なんぞにとり憑かれるんだという教育を受けてきたのではと思えているので。

幽霊はすでに数人に姿見られてるのになんで直に話しをしようとせずにわざわざりょうにとり憑いたのか。(まあこれはファイト挑まれかねないので封じ込める意味があったんでしょうけど)

飛鳥(岡田さん)のライバル多武峰(木村さん)が銀百合学園に転校してきたいきさつ。スカウトでもなんでもなく更正の為の監視目的という決して自慢できる話しでもないのに面堂家に伝わる謝罪の作法みたいな実に悪びれることもなく堂々とした態度。普通100%嫌な奴に映るんですけど笑える話しになってるってのはすごいよなあと。木村さんの力量による所も大なのでしょうが人間でイメージしたら絶対こんなキャラ生まれないよなと思えます。

いずれもつっこみどころ満載な筈なのに、何故かざらつき感なく納得して観れてしまうというのは作り手の技(見せ方)が冴えてるってことなんでしょうかねえ。原作を道具(題材)としてるのではなく大切にされてこその為せる技なんでしょうね。

 ところで竹刀を壊したのは誰?鉢植えを落としたのは誰?りょうに乗り移った幽霊さんと飛鳥との会話を聞いてると未練だけで怨みつらみなぞ抱いてはおらずとても幽霊さんの仕業とは思えないのですけど。

 ところでのところで夏帆さん。どこか一本心のネジが外れてそうな天然な(理想的な乙女ではない)役というのが多いイメージで、必然的にそういう役しか似合わない一芸の役者さんなのかなと思っていたんですけれど。今回霊が乗り移って大人モドキの(お姉さんっぽい)役を背伸び・無理してる感なぞなくきっちり演じられておられて結構幅広くお芝居できる方なんだというのを知った勢いでおお!でありました。この方は10代の輝ける乙女の時期を過ぎても役者さんとして十分見応えある決して旬だけの人ではないんだろうなと思えました。

ただ首を絞めるシーンはもっと喉元に食い込むように締めて欲しかったな。大分遠慮を感じてしまいます。

ところで今週のパロディネタは「ホノカワボーイ」かい。

 昔の剣道部の様子。床が今風でちいと興ざめ。幽霊さんに生まれ変わる原因となった時のお父上の洋服も時代性がちいと。岡田さんがオールバックにすると随分印象が変わって大人びて映るんだなあというのは発見でしたがそれ以外は手抜きとまでは申しませんが興ざめまでも余分に発見したみたいでなんだかなあでした。

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