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ブザー・ビート その4

 「バスケを聴く」という表現は斬新だなあ。こういうフレーズをさりげなく繰り出す辺りが月9の特徴か。

観ていて莉子(北川さん)が川崎(伊藤さん)に対して傾いてく感じがなんかしてこないのは、「これでいいのだ」もしくは「まあいいかあ」オーラが莉子から全く放出されない雰囲気が醸し出されているからでありまして、俗に言う脈が無い風に映って見えるからですが。そうはいってもその行動はやはりカップルとしか理解出来ないのは、ひとえに麻衣(しほりん)を始めとする周りの人々がこの二人の行く末を応援してるからでありまして。

期待に応えようという意識が莉子に宿っているからで自分に正直に恋しているんだといった自覚があるのでしょうか。何度か呪文のように自問自答してましたけど比重からいったら直輝命に映って仕方ないんですけど。なんかまるで断る理由のないお見合い相手と付き合ってるみたいだなあと莉子と川崎を見てるとそう思えてきます。とは申せなんとはなしに危機をひとつ乗り越えた図がこの回は描かれていました。でもこのふたりいずれは別離を迎えるとしか映らないんですけど。そうみせといての意外な展開とか用意されてるんでしょうか。容易に納得できる一発逆転円満という用意があるのでしょうか。(無さそうですけど)

 七海(相武さん)の猫かぶりの術はそろそろ化けの皮が剥がれてきたんでしょうか。大分素(地)の部分でいることの方が多くなってきた風に見えてきました。意外だったのはチーム全員の行きつけのお店で堂々と煙草に火を点けてたところ。誰にも知られずと思っていたんですが直輝(山下さん)の知り合いでもある店員さんにはその姿を見せていたというのが意外でした。友達の忠告としてそういった姿を直輝にご注進されたらどう取り繕うつもりなんですかねえ。それとも知らぬは直輝ばかり也ってか。

でも代々木(金子さん)の忘れ物を直輝が問い詰めた時の超機転の利いた反応を見ると賢い人だけにどうとでも言いくるめれそうではありますな。結構太っ腹。

いづれにせよ自ら術を解くというよりも直輝に見破られるという方向に進みそうな気がしてきました。そうなると二人の意思の変化が今後見ものということになりそうです。通常だと双方納得(諦め)の上分かれるというパターンでしょうけどそれじゃあドラマにならないだろうと思え。多少ありかなと思えるのは七海は復縁を願うが直輝が拒絶する・七海は最早これまでと別離を覚悟するも直輝は忍耐で無かったことにするって感じか。意外性でいけば表面上は双方世間体を重んじ平静を保つも直輝の内面では不信の想いが煮えたぎりつつも許すような感じか。自然とフェードアウトというのは流石に考えられないところで早いか遅いかはともかくどこかで直輝の噴火は避けられないところでしょう。

どのパターンになるにせよ今のところ七海が不満を抱きつつも直輝でなければならない理由が私には理解できておらず。単純に初恋かどうかは定かではないですが幼い恋から始まった関係が今まで続いてきている中で七海の方が直輝より先に大人になってしまったバランスの悪さからきたほつれと解釈しているので、雨降って地固まるって展開でもアリかなと思ってしまいます。七海にしてみれば直輝の求めるものに対応しようと自分を偽ってでも直輝に尽くしているという気持ちは当然あるでしょうし。直輝が代々木と同じことをしてくれたらなんの問題もない話しでしょうし。決して悪女ということではないところが微妙なところです。

直輝の側から見たら七海のどこに好意を抱いているのか。猫かぶりの術中のようでけた娘さんの部分のみなのかという疑問もありますが、それ以前に素の七海に薄々でも気づいているのかどうか。まあ気づいてないんでしょうけどね。

 この回はふたつのカップルのうち片方は絆を深め片方は亀裂が表面化してきたとまとめれる訳ですが、最後のシーンを観て表面化するのが案外早かったなあという感想です。もうちっとばれやしないかハラハラとする回が続くのかなと思ってたもので。次週はともかく亀裂は決裂にまで発展するや否やってのが見所ですかねえ。イメージ的には直輝は怒り出すタイプじゃないんですけど。それと変な回想ですけど初回で婚約指輪渡してたらこうはならなかったんでしょうか。渡したとしても尚、代々木の登場で今より酷い状態になっていたんでしょうか。

 先週でも違和感を感じた秀治(溝端さん)が莉子達のところに居候するというのはやはり今回も感じますです。部屋に入るにノックをしない不躾さとか話しは筒抜けというのはいくら身の危険を感じずの便利な小間使いを手に入れたとは申せ男を部屋に招き入れてることに変わりは無い訳で。古い人間からみたらどうにも納得いかない現象であります。

 代々木役の「金子ノブアキ」という役者さんはえらく野生的で山下さんとの対比のメリハリが利いていて存在感ありますなあ。単純に略奪というのではなく七海が直輝を諦め代々木の鞍替えしようとしても突き放してしまいそうな恐怖が七海に感じさせて突き進めない。けど徐々にそれでも求めたくなってくるという感じに仕向けてる危険な野趣を感じます。

 上矢家の出戻りの長女は「ちすん」さんだったんですね。名○偵の掟の時のイメージと違っていたので先週気づけませんでした。今週どっかで見たことあるよなあ誰だろうと思ってじっと観たらああそうだ!と。

 ほんでまあ、とあるお二人が並ぶとち○とてちんをつい思い浮かんでしまってどうもいかんなという私ですが麻衣の存在は当初思ってたよりも重要なキューピット役なんでしょうかねえ。にぎやかしのご陽気にっていうお囃子みたいな存在かと思ってたんですけど自分に正直になれない主人公達の背中を押すという役なんでしょうか。

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