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官僚たちの夏 その7

 以前本で読んだ本田んとこのおやじさんが納得いかんっつってあたけまくったってのはこの法案の事なのかな。新規参入に対しての厚い壁になる訳で剣呑剣呑な法案にしか思えてきませんですな。それにしても昭和の歴史と近接し過ぎていてしんどい限りのお話しです。ここで描かれている時代は私にとっては物心すらついてないので歴史上の話しなのでありまして。こういう法案を欲した時代背景ってのは実感はないんですけどそれにしてもドロドロしてましたですなあ。

奮励努力の甲斐もなく結局法案は廃案になった訳でありますが、政治家はいざとなれば官僚のような正攻法ばかりでなくどんな卑怯な手を使ってでも事を為すんだという底力を見せ付けたような展開でありました。政治家と官僚が喧嘩したら政治家の勝ちという構図でありましたが正しい姿というのはどういう姿なんでしょうかねえ。官僚は何をするのが本業なのかというのがよく分からないので政治家と官僚の役割分担が見えてこないというか被るというか。

「俺たちの使命は国民をこうふくにすることだぞ」というセリフがありましたがこの「こうふく」。漢字にしたら「幸福」なのか「降伏」なのかそれとも強引だけど「口腹」(言う事と心の中で思っていること)なのか。もちろん「幸福」に決まってますけど一瞬ミスター通産省に「降伏」勧告を突きつけるぞという宣言なのかと思ったもので。

なんか次回からは第2部と予告編で謳われてましたので、此処までのが第1部だとすると栄華を誇りし者が都落ちする悲哀のドラマということにまとめれちゃうような展開でありました。もっと穿ってみたら時の実力政治家に嫌われたら官僚は吹けば飛ぶような存在なんだと。

画的に言ったら片山(高橋典さん)が寝技師(又は隠密)で通産大臣古畑(佐藤Bさん)が悪役で池内総理が壁という構図で風越(佐藤浩さん)包囲網を形成していた風に映ったのでありますが必ずしも風越が正義というよりも玉木(船越さん)の方が正しい風に思えるのでややこしくて頭がこんがらがりますです。

片山といえば、当初は残業はしない余暇を楽しむというそれでいて毒を持つといった海中でフラフラ触手を揺らしてるいそぎんちゃくみたいなイメージがあったのですが最近は池内に24時間使える忍びの者みたいな腰巾着に変化したようでありまして登場人物の中で一番変わってきてる御仁ですな。

このドラマ、玉木が主人公だったらもっと判り易いドラマであっただろうなと思えます。豪腕に抗って省内において四面楚歌になりながらも信念を貫き通す男のドラマとして。

勿論第2部で風越の巻き返しかなんかが起きるのでありましょうが。

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