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官僚たちの夏 その6

 パワーゲーム炸裂という展開でありました。雲の上での闘いでそれを歯痒くも見守って結果を受けざるを得ない官僚の力のなさを表現したかのような展開でありましたが。公害対策については過ちを改むるになんとやらじゃないですがそれまでの強硬な姿勢が現状を見てコロっと考えを正す辺りはホンマかいなと思わず関西弁っぽくつっこんでしまいました。

今の時代からみると玉木(船越さん)の言ってる事の方が大抵正しいのではと思える訳で。特にこの回の公害対策については最後風越(佐藤さん)も理解したとは申せ当初の「そんなの後後」という態度からはこの人もしかして主役だけど悪役か?といぶかってしまう勢いすらありました。

これは結局描くテーマがほぼ一話にひとつで。それを毎回全力で尽くしきるという描き方によるもので、複数のテーマが同時に進行して行っていたらこういう朝令暮改的には映らなかったんだろうなと思えてきます。オリジナル脚本として障害をその都度作り上げてくのではなく原作に則って作られている以上、予めどんな問題が発生していくのかは知りえている筈でしょうから問題の潜伏期間を含めてどのように同時に進行してるのかを随時分かりやすく提示して欲しかったなあということです。

そうでないと降って湧いた様な印象に映って仕方なく付け焼刃的に対策を講じてる風にすら見えてきてしまいます。つまり継続は力なりという部分の力が希薄で火事場の馬鹿力みたいな部分ばかりが描かれてやしないかと思えるということです。そりゃもちろん24時間闘えますかのシーンはきちんと織り込まれてはいますが。なんかね。

 ところでこの回一番印象に残ったのは佐藤栄作ならぬ須藤恵作の何のために総理の座を目指すのかの理由でした。ただ遮二無二地位に登りつめたい向上心が為にというのではなく、かくたる志を持って事を成さんとせんが為というのはかっこいいなあと。

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