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ブザー・ビート その5

 七海菜月(相武さん)の今までの行動は堕ちていってるのか抑制からの解放なのか。毎回の感想でも書いてますけどなんで直輝でなければなのかがはっきりしないので浮気現場を見咎められて動揺し懇願する様は果たして演技なのか直輝の心理を読んだ計算なのか本心なのかよく判断がつかないところであります。

寝取った相手に「俺の女になにをする」とかいう修羅場にならないとこはなんか根性無しの私にも理解できる波風立ててもしょうがないという思いからで。そこんとこは共感できました。「お前はなにしてる」とかいう所有欲占有欲も希薄なところも尊重ということではなくて相手の方が高いところにいるようで自分に自信がないからというのも分かりますなあ。

何か厭な事があってもそれを忘れることが出来るほど熱中できるものがある人は羨ましいところではありますな。よくあるパターンとしては仕事で我を忘れるとか環境や意識を替える為に旅行とかして日常を忘れるとか。直輝(山下さん)のそれはバスケに打ち込むことなのでしょうが、しかしながら如何せん寝取られた相手が直輝のの待避所であるべきバスケの世界の中に居るということ。これじゃあ励めば励むほど想いが蒸し返されて余計ど壷にはまるんじゃないのかなあと思いつつ観てました。

で、ひと眠りしてシャワーを浴びて多少冷静になって考えた末が予兆に気づかなかった自分を責めるという結論。どこまでいい人なんだと思いきや裏切りは許すべからずの姿勢これあり。甚だ固き思い故姉貴の夫婦喧嘩に我が身を投影し言わずとも良いことをば口にしてしまう。そりゃそうだよな。まあ問題なのは想いを断ち切り別離を欲す気持ちとなんとかきっかけを作って元の鞘に収めんと欲す気持ちのどちらに傾いているのかという程度はという問題。

ふんで、ついにの巨頭会談。口火を切ったのは七海でその言は嘘偽り無き様に映る。成る程と思いしが直輝曰く「もういいよ。」。つまり拒絶。会談の前からそう決めていたのか、それとも状況によっては許すつもりでいたけれど「ちんけなプライド」なる発言にて決裂を決意したのか。どちらかは分からないけれど決別を宣言する直輝。その通告に涙見せずに眉をひそめ唇噛み締める七海。

七海の方の感情については殆ど描かれていないのでホント不思議ちゃんのままでありますが、直輝と七海の出会いとかの回想シーンとかが提示されれば「初心忘るべからず」パターンで出直しやり直しを予感させる気にもなるのですがドラマが始まってからの順調な交際の記憶から描かれていたのでこれでお終いという印象100%の純度に思えました。復縁の可能性もある程度残して置いた方が展開がどう転ぶのかのハラハラ感があると思うのですが。これでエンドなんですかねえ。

直輝の七海に対する想いというのは買いかぶり(幻想)なのか七海の芝居があまりにも上手いことによる術中に目が眩んでたものなのか。代々木(金子さん)に菜月を頼むと託す辺りは幻想っぽい気がしましたがどうなんでしょうね。

ところで莉子(北川さん)。ちょっとした愚痴を直輝に言ってましたけど、これは川崎(伊藤さん)にすべき電話でがんすが。薄々川崎も気づいているみたいですけど今の状況から鑑みたら川崎と莉子が結ばれても尊敬しあうだけで愛の無い結婚と位置づけられそうな勢いと感じられます。そういうことでも女性は幸せになれるのならなんの支障もないのでしょうが。男からすれば息が詰まる生活が保障されるようなもんで堪りませんな。この二人が分かれるとしたら川崎の方が音を上げそうな予感がして参りました。

で、最後の莉子に対する直輝の抱擁というのは意味が分かりません。自分の為に無理してくれたことに対するいとおしさから発せられた感謝の表現と想像できますが普通しないぞ。と思わずにはおれなく、そんな勢いあるなら莉子にではなく求めてた七海にすればよかったじゃないかと思わんでもないところで理解不能な行動でありました。

莉子は直輝に彼女はいることを知って断念しようとしている葛藤中での出来事でつい思うが儘にという行動というのは理解できるんですけど。

ところで七海はこの苦境をどう精神的に乗り越えるのかな。直輝みたいに莉子に救いを見出すような相手では代々木はないだろうし友達もいなさそうだし。孤高というツケが回ってきた感じですな。本心から直輝以外誰も目に入っていないとしたらこの決別によって絶望に走らないことを願うばかりです。

今のところ、どストレートで考えてることが判り易いのは川崎と莉子でありまして。もしこのふたりからあっけらかんさが消えて一堂打ち揃ってなに考えてるのかわからん軍団に変貌したとしたら昼ドラの領域に入りそうでありまして。このお二人のど正直さあってこその不可解な制御不能の直輝と七海が映えるというものでありましょうから気張って頂きたいものだと思ってます。

もうひとりの正直者麻衣(しほりん)ですが今のところ莉子の本心を探っているようで。それを掴んだらなにか行動を起こすんでしょうねきっと。かき混ぜ役なのかキュ-ピット役なのか。ちゃっかり自分は秀治(溝端さん)を掴まえそうですけど。

 山下さんて寝ぼけた感じが上手いよなあ。役者さんの中では寝覚めの演技といったら織田さんが秀逸だけどその領域に迫る勢いで寝起きのけだるさが滲んでいました。

 それにしても相武さんの裏表のあるキャラクター。違和感がないよなあ。陽も陰もらしい感じがします。普通どっちかわざとらしいとか感じるんですけどどっちもアリだなと思えてしまいます。

 ブザー・ビートというタイトルから勘繰れば最後の一発逆転ということでしょうからそれは莉子になのか七海になのかどっちだとやきもきさせる方がこのいけずで面白いんですけど今日の展開だけで考えると七海の線は「はい消えた!」ってな勢いなんですけどどうなんでしょうねえ。どっちもいいと思わせてくれた方が楽しく観れるんですけど。

大団円とはということ考えると、直輝と代々木の確執が消えて一丸となって目標の優勝を手にする。直輝と莉子は共に満足の行くパートナーと皆から祝福されて結ばれる。確執の方はどう取り払われていくんでしょうか。今のところ宣戦布告状態に陥っているようですが。そろそろバスケの方も展開が進んでくるのでしょうかね。レギュラーはどっちかみたいな。そうなると当分和解はないのかな。どうすれば代々木が友好的になるんでしょうか。それがもうひとつの見ものか。

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