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官僚たちの夏 その5

 救うとか助けるんじゃなくて守るんですね。つまり一時的なレスキューではなく扶養者として面倒見るんだと。このドラマでの官僚の意識はそういうことなんでしょうか。現実では雇用を守れてないみたいですけど企業さえ守れれば良しということなのか。まあ現実とドラマを一緒にするってのが間違ってはいますけど。

「太平洋ベルトライン」。おお!そういやあ学校の授業でそんな言葉聞いたことあったなあ。ということは片山(高橋さん)の構想は現実に実施されたってことですよね。でもドラマで描かれてる昭和35年の話しじゃなくもっとずうっと後の話しですけど。ところで今その構想は現実になってるんでしょうか。

IDNとの交渉がこの回のヤマ場だったわけですが、結果はともかく根性と気迫は凄かったですね。でも今の視点でみるとよくあんなごり押し通ったよなあと思えて仕方なかったです。まあ某国のミサイル外交よりかは真っ当でしょうけど。あの時代は実質鎖国みたいなもんだったんでしょうかねえ。世界と協調する意識より守る意識の方が遥かに大きかったということでしょうか。

ところでそれぞれに同期もしくはライバルが存在してる訳でして、風越(佐藤さん)には玉木(船越さん)、庭野(堺さん)には片山といったみたいに。官僚だけでなく政治家にも池内(北大路さん)には須藤(長塚さん)が。

じゃあ風越の上司であり丸尾(西村さん)にはライバルいないんですかねえ。というのも片山と庭野の将来は風越・玉木にかかっているわけで。それと同じことは風越・玉木にも言えると思えるのですが丸尾にはそういう熾烈な争いしてる景色が見えなくて。そうなると玉木に出世の勝ち目は見えない。

庭野→鮎川→風越→丸尾というラインはあるけど

片山→玉木で止まって見えるんですが。そうなるととても少数派に映るのは気のせいか。

まあドラマの主題が官僚万歳ということではなく、熱く燃えた男たちの奮闘記ということでありましょうから現実と照らし合わせると詰まんなくなってしまいそうでありますからここはシンプルに男意気を愛でることに徹すべきでしょうが。そうはいってもどうも近すぎてそう見れない部分を感じてしまいます。難しいですねこういう作品ってのは。

シンプルにライバルとの競争・責任の重圧との戦い・先を読む力・仲間集め・信念を貫く・障害物の排除とかいったものを背負った男の生き様を愛でるべきでしょうね。

まったくこの時代を知らずに育ってきた世代であれば作り手の意図通りに観れるのでしょうけど。私はあと何話かしたらリアルな時代に突入しますから益々較べてしまいそうでどうにもですわ。

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