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幸せの贈り物

 今時珍しいくらいのシンプルな展開に映りました。面白かったですし、普遍性を感じるドラマで何年か経ってから見直しても古くならないドラマだろうなと。悪い意味じゃなく、なんかの啓蒙用に作られたみたいで、似たような感じだと差別問題の啓発用映画とか交通安全のとかみたいなものを見終わったような後味がしました。つまり例えば「命の尊さ」とかみたいなテーマがはっきり明確で分かりやすく。

こういった作品って展開上必要最小限な人物のみの配置で複雑にとか、かき混ぜといった余分なことをする人の存在がなく、行く末(結末)がドラマが始まって直ぐくらいに分かるのですが。それだけにそこに至るまでどうやって観る側を惹き込んで行くのかが善し悪しを決めるポイントなんでしょうね。ストーリーを追わないで済む分登場人物の一挙手一投足を丁寧に観れるから集中できます。もっとも劇的な展開で末広がりなハッピーエンドではない憐れさがありましたけど。それでもなお一歩を踏み出す勇気を貰える明るい未来を予感させる展開でありました。

私みたいなおちゃらけな人間がなんかテーマに関わるような主題的なことに対して感想を書くと作品の質を落とすことになるので、シンプルに余韻を味わったとだけ記し後は浅く見たまんまの印象を書きます。もっとも男の出る幕じゃない世界が描かれてるというのもありますけど。

榮倉奈々さんも良かったんですが、やはり桜井幸子さんの我が子を慈しむ健気さが良かったなあ。

子供は手が掛かるというのもよく小憎らしさが表わされていてこんな手間ヒマだらけ(自分の時間を奪われる事)という苦難の道に進もうとする女性の根性には改めて畏れ入ります。

よく分からないというか解せないのは深夜帯に放映するのはなんで?

こういう不変なテーマはゴールデンタイムとかに流してこそと思うのは考え方が古いんでしょうかねえ。幅広い層に伝わるものなだけに深夜族に対してのみ伝えるメッセージという気にならないのは気のせいなんでしょうか。

夏うたという挿入歌が主題だからそういう歌を好む年代をターゲットにするとこの時間になるということなんでしょうか。なんか受け狙いのバラエティに押されてこの時間になったと映ってしまう私はおかしいんでしょうねきっと。

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