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なんだかなあ 酔っ払いの扱い

 もうそろそろ過去に過ぎた話し(ブームが去った)かなと思うので書きますです。とある有名人さんの進退を鑑み此処はひとくさり講釈をなぞというつもりはさらさらなく。お酒の事については以前から想っていた事もあってなんか書こうと。

日本という国は酔っ払いに寛容な風習を持つ国だというのは大分前から言われてました。

我が身に及んだ酔っ払いの迷惑を挙げると

*「オレの酒が呑めないのか」

俗に言う絡まれると言う奴ですな。何度こう言われ続けたことか。酒を健康上の理由で若いうちに辞めた身としてはその都度厭な気分になりました。

*朝出勤途中で見かけるゲロ

朝の爽快感が一発で吹き飛ぶ景色と臭い。犬の糞より厭なもの見た感じでありましてもらいゲロじゃないですけどおえっとよくなりました。

*喧嘩もんかの騒ぎになっても酔った勢いなら後日醒めてから謝れば済む。

さすがにこれはもう無くなりましたけどね。でも言葉の暴力についてはまだまだ無法地帯にも思える時があります。

*夜中に大声で騒ぎ窓とかを割られたり自転車なぎ倒されてたり。

大トラとか呼称されて迷惑がられてそれで終わり。弁償しろとか強硬に出れば大人気ないと言われる。自身の経験では同時期ではありませんが自宅でも職場でも窓ガラス割られたことがあってその都度警察に通報したけれど一通り話しを聞いてそれで終いで再び起きない様当面夜回りをして見回るとかしてくれましたが犯人捜すことはされなかったです。日常的な事過ぎて事件ではないんでしょうね。

社会の憂さを酔って晴らすというのが日本古来のストレス解消方でずうっとあり続けてきた訳でありまして。こういう負の遺産があってこそ普段は礼儀正しく従順な社会人足り得たのでしょう。

「誰のお陰で飯が食えると思ってんだ」というセリフと共に「酒で憂さ晴らさなきゃやってられない」もまた決まり文句として大手を振って闊歩することが許されていたということでありましょうや。たとえ酒に飲まれてもまあ許してやろうという風潮があることは確かでしょう。何故なら赤信号皆で渡れば怖くないと同じで皆そうだから自分のこと棚に上げて人のこと悪くいえないという意識が働いていることもあるのでしょう。

 さて、平々凡々なる人間であればこういう類のものは器物破損の度が過ぎるものや傷害事件にまで発展しない限りはまだうやむやになることが多くそれで可とする社会でありましょう。そうことからすれば有名人であろうとも同じ人間なんだからこれくらい許してやれよという意見が大勢を占めるでしょうし的外れな裁きではないでしょう。

では公人がということであるならばどうなるんでしょうか。政治家さんが酩酊して記者会見に臨んだ結果は辞職でありました。公人であろうとも人間なんだからという理屈は通用しなかった訳ですが。何故ならそれは勤務中?だったからでありましょう。だったら夜中にどこぞの国がいきなりミサイルぶちこんで緊急招集で駆けつけて来た時に酩酊してたら24時間闘えてないからということで糾弾されるんでしょうかねえ。それと同じようなもので芸能人さんもお顔と夢を売る商売である以上それこそ一般人から見れば24時間芸能人されてる訳でありまして。そういう姿を一般人に見せるのは勤務中の酩酊と同じ事と言える訳でありましょうか。

でもひと昔なら芸能人の「武勇伝」とかで片付けられるもしくは語られる話しなのかもしれません。

 まあどうとでとも解釈出来そうな感じでありまして。なんとも微妙な出来事でありますな。私は今回ニュースになられて方については特に声援を送るのでも特に嫌うのでもない立ち位置なので、需要と供給が一致するのなら夜中に騒いだ以外酔っ払いとして他人に直接的な大いなる迷惑をかけたのではないのですから復帰はいいんじゃないでしょうかという想いがありますです。むしろ大層な報道して煽った側がなんだかなあという気分の方が強いですね。麻薬みたいな御禁制の品に手を出したとかならいざ知らず。度を越して酒に呑まれたという事ですから。それをあそこまで大々的に取り上げておいて。もし普通人があそこまで報道されでもしたら風評が雪だるま式に膨らんでしまって職場復帰なんてまず出来なくなるでしょうからね。

つまりはこの一件の加害者は報道する側であって報道された側はむしろ被害者の側面のほうが遥かに大きいように見受けられます。

個人的には復帰された後を報道しまくった側がどういう対応をするのか見物の様な気であります。まあ口を閉ざすか次の獲物を追ってなかったことにせんと欲すんでしょうけど。

報道と言えば「見出し」にしてもインパクトを重視するあまり日本語を破壊することさえ厭わないおつもりなのではと思える文字がしばしば躍ったりと感じられるくらいの表現をよく見かけますが、「真実」を伝えるというよりも「誇大」に膨らませたイベントを報じているんじゃないのかと思えてきます。鵜呑みに信じるは剣呑剣呑ご注意あさあせなんじゃないのかなと。

追記

 復帰記者会見等がテレビに映し出されていました。素直な感想は報道は上げて落とすはお手の物、不問に付すのも尚得意といった感じでした。報道の餌食に遭われたお方は終始一貫して逃げることなく自らの行動で冷静な対応と適切な言葉を選ばれて公人としての礼節を守られたという印象を受けました。芸能の世界に復帰されることに異論が出ることはないだろうなと思いました。

で、私が今回の事で気になっている、酔っ払いに甘い社会への疑問の投げ掛けをするところはあるのかなと思ったのですがチェックしまくるほど暇でもないのでひとつふたつほどしか見てないんですけど、見た限りにおいては酔っ払うという行為に関して社会はどうたらこうたらとかいう趣旨の内容のものは見受けられなく復帰に向けての御注進一色のような印象を持ちました。酔っ払い撲滅の為の殉教者ということに仕立て上げられなくて良かった訳ですが報道する側の凡てにおいて右にならえの勢いはやはりなんだかなあであります。汚い表現でいうなれば「身の危険を感じないところから鵜の目鷹の目で次から次へと標的を探してる」感じでしょうか。

もっともそいう報を待ちわびてる人が沢山いて商売になるからなんでしょうけど。つまるところ情報を送り出す側は需要に応じて世論は自分達が作り上げてるんだという自負が暴走していてそれを供給される方はほぼ鵜呑み若しくは見向きもせずで止める(反論する)人がいないんだろかと。もちろんクレーマーであっては元も子もないえせ正義にしか過ぎないですが。

つまるところ酔っ払いは捨て置けという結論なんでしょうかねえ。「度が過ぎる」の「度合い」の基準がより明確に検証されるんかと思ったんですがご注進で終わりみたいです。最低限希望するのは、麻薬は身分に関わらず社会的制裁を受け罰せられますけど酒の過ちは地位とかでその受ける罰が異なるという不公平だけは無くして欲しいですわ。

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