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猿ロック その1

 この状況設定はなんか理由もなくとにかくいいと感じてきますです。どのシーンにも伊吹を感じて生きてる感があるようです。期待してた以上の空気感が漂っています。

「青春群像活劇」と謳ってありますが、まさにそんな感じで初回からその親密度の半端なさが凄く羨ましいという勢いです。寸時に仲間に入りてえと思わせます。こいつらといたら絶対生きてて楽しいだろうなと。

町内というコミュニティの中においても若者(ばか者)にありがちなはぐれとかつまはじきされてる訳ではなくしっかりと町内の一員として根付いてるところもあって、やることをきちんとやった上でのアホは観ていて安心できます。

そう思わせる冒頭の紹介シーンでありました。で、本編に突入と相成る次第でありましたが。

忍び込む→鍵開かん→ヤバイ帰ってきた!って展開になったのでこれはハラハラドキドキの脱出劇かと読んだらなんと逃げんとファイト!

意外でありました。そりゃあ騎士道精神で困ってるお姉ちゃんを助ける為というのは理解できますが、それにしたってあちゃらさんはどうみてもその筋のお方系。方や此方は下町で商いをしてる真っ当な素人さん。どうみても無理があるだろうと。若気の至りの領域を越えてやしないかとつい思えてきました。

そりゃあ、逃げる事よりも鍵を開けられないというプライドを傷つけられた事の方が重要というサル(市原さん)の気質を如実に示す顕著なシーンでありましたが、ああいった筋の人をコミカルに描いてしまうと迫力が削れてしまうような印象を受けるのでパンツマンに変身するってえのは私的にはちといただけなかったとこではありました。まあ飛び降りて布団に着地というオチはナイスで帳消しでしたけど。

ああいった輩はしつこいのもお仕事。ライトバンにででんと山本とお店の名前がドアのところに書かれてあったけど見られてたらヤバクねえ?と思ったりもなんかして。ホント別なところで綱渡りでヒヤヒヤします。お話しの感想はこれで無念の涙に暮れて己を知るというものではなくまだ再チャレンジしてくみたいなのでこれくらいにして。

それにしても山本役の渡部さんは光ってられましたです。プロポーズ大作戦でのご出演が印象に深い役者さんでありますがあちらでは浮きまくっていましたがこのドラマでは市原さんの相棒としてタメ張る勢いで相応しい感じがします。

ナイスな相棒を得たのでしょうから市原さんはもう全開で大抵の馬鹿やっても浮いた感じにならなくて思う存分感情表現出来るんでしょうね。今回は大人しめだった高岡さんも控えてらっしゃるんでこれで本格参戦ともなれば益々以って気合の入ったお芝居が観れそうでワクワクしてきます。

この二人に女性にも拘らずよく付き合ってるよなあというリツコ(芦名さん)ですが下町っ子らしい気風のよさが目立ちます。幼馴染みの腐れ縁でなければ絶対こういった関係性は築けないだろうなと心底思えてきます。この回は無防備でしたがいつか誰かを意識するようになってくるんでしょうか。私としてはこのままがいいんですけどね。

 「市原隼人」の魅力って恒に全力投球で手を抜かないところだと思っていて。そのパワーが計り知れないくらいあって、ともすれば大仰な印象を受けたりもするのですが。それは若気の至りであってこういう向こう傷は野郎の勲章みたいなものでしょうし歳を重ねていけば自ずと丸くなるものですから。適度な熱になるのはまだまだ先の将来が楽しみな役者さんでありまして。小手先に走って下手に力を抑制することなしにガンガンいって欲しいものだと常々思っているのですが。このドラマはそういう期待を裏切らないものでホント愉しめそうです。

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