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官僚たちの夏 その4

 たい焼きは尻尾から食べるという私です。などとCmののほほんした空気感とドラマでの緊迫感のギャップがまた悦だなあと思う私です。こうして気楽でおれるのも官僚さんのお陰です。官僚さんよ有り難う官僚さんよを有り難う・・などと替え歌口ずさんでしまう不謹慎な私でもあります。弱者切り捨ては今も昔も変わりなく。しかしながらそれに抗ってなによりもまず守るという意識で行動している主人公を正しいと思えて観ていました。

 舵取りの結果の是非(個人的感想)はともかく、会議の迫力は見応えありました。多数決というパワーゲームでもあり各個人が背中に背負ってる「代表者」という責任と個人の思惑という「信念」とのせめぎあう心の揺らめきが会議の中に踊っていて、この場にいることこそ男子の本懐らしくて憧れでもありますが。私のような小者には絶対無理。平々凡々でホント良かったと思える次第であります。こういう人達の気力と勇気の原動力が一体どこから生まれているのか知りたいところです。

まあパワーという意味では事業主さんも含めて戦争を生き抜いてきた人達ばかりでありますんでこの時代に生きてる人は皆パワフルだよなあと思います。

個人的には池内(北大路さん)のご活躍の時代は私には歴史上の話しでしかありませんでふ~んそうなのとドラマで描かれた事を真に受けるしかなかったんですが佐藤栄作ならぬ須藤恵作(長塚さん)が総理になられたくらいからは記憶があるのでもう何話か先に進んだら大きな流れについてはその当時息してた体験と照らし合わせて観れるようになりますです。でもそういう目線で観たらいけないんでしょうかねえ。シンプルに男の熱い生き様を愛でるという事に徹した方がいいんでしょうが、時代に忠実そうに映って観えるのでどうしても実際と比較せずにはおれない衝動に駆られたりします。

これが銀河○雄伝説みたいに全てが想像の世界で行われてる出来事であれば男気だけを愉しめるんでしょうけど。

 とにかくこの回で始めて挫折というか思い通りに事が進まなかった様が描かれていましたが今後風越(佐藤さん)は信念だけではなく人間的感情も混ざって動いていくんでしょうか。池内に対して敵対視していくんでしょうか。もしそうだったら人間らしいといえばそうなんでしょうが国の舵取り人の好き嫌いで動かされちゃ堪ったもんじゃ無い事は確かでしょうな。そう思わせるくらいのくやしさを滲ませていたように見えました。

でもまあ最後後光が差したような救世主のような登場の仕方で現れた牧(杉本さん)の出現でそういう感情に走る方向にはいかないんでしょうけど。

「政治家に振り回されるのは御免だ。」というセリフにあったようにこの回は政治力というものがクローズアップされてたようでもありまして、そうなると政治家と官僚の違いってなんだ?という疑問が浮かぶのですが、これぞ政治家不要での官僚の果たすべき仕事ってのが今後描かれていくんでしょうかねえ。

 ところでサラサラヘアーっぽく見えるのは気のせいか?当時の大人は打ち揃って皆ポマードぶんぶんの時代だと思ってたのは誤解だったんでしょうか。

 個人的感想としましては、国の舵取りは官僚主導か政治家主導どちらがいいのかという側面を考えると、今回描かれていたのは政治家主導に軍配が上がってミスター通産省はやり場のない怒りを抱いていた訳でありますが。最終的にドラマはどういう結論で締めるんでしょうかねえ。今の世では官僚政治と呼ばれる形態は決して賛美されてる訳じゃありませんでしょうから。

でも自由競争が必ずしも全てにおいて正義だとは思っていない私ですので、守るという意識で動いている主人公達の行動は納得がいきます。それに大きな儲けであってもその富が分配されないのなら、そこそこの儲けでもきちんと分配されて皆が食っていけるこじんまりの方が正義に思えるので。そのか弱な世界を守る自衛隊が官僚であるなら官僚政治はあながち非難されることではないのかなと。

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