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コールセンターの恋人 その3

 この回のクレーマー(電話相談者)はついに出たか?「上の者を出せ」。或る意味一番始末に負えない部類に属するレベルですな。業種によりけりかもしれませんが一般的に「お客さま第一」とかいう呪文を唱えさせてるところでは担当者(応対者)がたとえ正論吐いて弾き返しても客は今度は態度が気に入らないとかの付加価値を付け足した上でえらいさんを出せと言って来る。そしたら上司は手のひら返してお客の言い分の側について。それで担当者ははしごを下ろされて往生した上に叱責されることが多々あるという奴ですな。

ヤル気がなくなりアホらしくて就労意欲が翳るという奴ですわ。少なくとも私が新入社員の頃とかは客と対等であり是々非々のやりとりが繰り広げられ上司も部下を信頼してつっぱねてくれてもしてたような気がします。

こういうのをどうやって裁くんだろというのが今回の目玉商品か?と思ったらそうじゃなかったですな。ただの捨て台詞でした。

それにしても卵割りのシーンはいい音響かせてましたなあ。効果音の成果か生音かどうかは定かではありませんがあの気合の入り方は愉しいです。

小泉さんの発する無意味に爽やかな空気感とミムラさんの放つ不必要に無感情なオーラのバランスがいいんでしょうかねえ。

とかなんとか笑ってる間に物語りは認知症の人をレスキューするという思いもよらぬ展開へと進んでいきましてあれれでありました。それを救う手立ては大昔に売った懐中電灯が使えるかどうかに掛かっているという流れ。本社にも説明書はなし保管されてるであろう倉庫も鍵がなくて開かない状態。さてどうするんだ。

この時点での予想としては南極アイス(名取さん)が思い入れがあるだけにきちんと覚えていて正しく伝え教え見事救うと云う「ええ話やあ」という展開か?と。醒めた考えで行けば販売元になくとも製造元に問い合わせればいいんじゃないのか?と。

で、実際の展開に話を戻すと、鍵が開かなきゃ壊せば良いとえいやあとお。漢を見せます都倉(小泉さん)でありましたとさ。見事入室して取扱説明書を発見。その説明書を元に見事誘導して窮地を救うという流れでありまして、南極アイスの出る幕はなし。すかされました。

 電話一本で一喜一憂してく様は理想形なんでしょうけどここまで親身に応対できるのは個人商店のレベルじゃないかと思えなくもないところですな。仕事してて上がアホだとやってられないというのも仕事が嫌になるひとつの要因でありますがここでは南極アイスにそういった全てのアホ的要素が盛り込まれているようです。

それでいてなんか憎めないキャラになってるとこは名取さんの力なんでしょうかねえ。まあえげつなくやりたい放題でホントしょーもないお方ですが愛嬌があるとこが味噌なんでしょうか。最後はギャフンと懲らしめられるとかじゃなくなんとなく改心して無茶しなくなるというオチがついてるところもいいんでしょうかねえ。

センター長の行動といいアイスの発言といい、全く本筋の流れに関わっていない訳ではないのですが終ってみれば展開上のひっかけ(紛らわし)だったという見せ方で、その肩すかされ具合が軽妙でもあります。

こういう色んな話しが平行して流れていって全てが繋がっていく。もしくは繋がらないけどどれが本線となってくのか展開が読めない意外性。とかいう展開はどちらも脚本家さんの腕にかかっているだけにその腕の見せ所なんでしょう。

結構好きですわ。

 それにしてもあの多機能ライト物凄い高性能ですな。なにせ数分充電の為にハンドル回しただけで長々と天空に向けて煌々と光りを打ち上げ続けることが出来るのですから。こういう機能がバイクのバッテリー充電にも使えればバッテリー上がりで閉口することも無くなるのになと思わずにはおれませんですわ。

赤道カイロの一件みたいな本編と離れたギャグかましであるなら無理やありえない道理で展開しても異論はないんですけど、直接的に本流を担うところには説得力を増すためにも納得する展開で構築して欲しいものです。

 青山(ミムラさん)という人物は24時間電話番じゃないかという位職場に張り付いている人みたいですので、それだけに不潔そうに映ったら引いてしまうので髪のボサボサ感や服装のだらしなさとかには注意を払って欲しいところです。

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