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赤鼻のセンセイ その3

 けなすという意図は毛頭ないのですが、それにしても主人公はうっとおしいですなあ。他人の都合なぞお構いなしで勝手にどんどん話しを進めていく強引さは常軌を逸しています。一体全体この切羽詰ったような厚かましさの源はどこから起因しているのでしょうか。

それが説明されていない限り、超浮いた存在でしかなくキャラとして愛すべき人間として映ってこないような気がしますです。こういう役やらせたら文句のつけようのない役者さん「大泉洋」を配してですらそう思えるのですからこれは役者さんのせいとかではなく展開を操る制作側の提示の仕方にざらつき感を覚える次第であります。

こういう行動に走らせる納得出来る理由を知らなければホントついていけないです。それを明かすのがこのドラマの柱なんでしょうか。個人的には早めに今までの行動をしなければならない石原三太朗側の理由を説明して、そうかあだから常軌を逸してもこういう行動するのかと納得した上で観ていきたいところです。

石頭堅吉役の七瀬先生(香椎さん)の頭がほぐれて段々とケアの面においてもいい医者になっていく成長記というテーマだとしたら石原(大泉さん)がひたすらな掻き回し役というのも納得出来なくもないとこですが。

石原が一所懸命事に当たったとしても生徒達の病気の治癒にそれぞれ奇跡が舞い降りるであろう筈もなく。近いことが出来るとしたら「病は気から」ということで病気に対して明るく立ち向かえる心を養うくらいでしょうから。それは第一話で述べられてましたんで前回と今回は別のテーマみたいでしたし。何したいんでしょうか。笑わせさえすればいいんでしょうか。

ちなみに前回は「病人だからと言って卑屈になるな」。今回は「素直に自分らしく(子供は子供らしく)生きよ。」だと解釈しましたけど。今回のはまあ母親にやんわりと説経って勢いでありましたが。

いづれにせよ主人公の行動理由が「笑い」の追及というだけでは説得力が薄くなんでそんなことするのという同調できないまま展開が進んでいってるようで共感しづらいまま観ています。この場に至る経過は初回で説明されてましたがこうした行動に至る信念というのが理解出来てない状態でありまして。無手勝流が周りの大人に助けられて形を為して行くというのは病院という空間では洒落になってないような気がしますです。唯一の救いは自分の為ではなく相手の為に懸命になってるという姿勢と言い訳をせず過ちを改むるに躊躇いなしの潔さが見られる所でありましょうか。

まあこの人は革命家なんだと。革命家に常識は存在しないというのは正論かもしれませんが。私は革命を望む方じゃないのでちょっと厳しいかなついてくのに。

とまあなんやかんや書いてますが役者さんを観てるだけで愉しいので好きなドラマの部類には違いありません。最終的な終わり方は「しぇーンカムバック」みたいになるのかなと思うとりますがはてさて如何。

 この回の印象に残ったのは院長先生(上川さん)が放った言葉「最高のスパイス。」いいことゆうなあと。

ほんで、「神木隆之介」・「須賀健太」に続いて新たに登場至せし「八木優希」。言わずと知れた「薔薇のない花屋」で印象に残るお方であります。贅沢だがや。彼ら観てるだけで満足してしまう私はおかしいのかもしれませんが歳は若いがお二人いついてはもう子役ではありませんからシンプルにその技量を愉しんでおります。

子役は共演の大人の役者を写す鏡だと思っている私としては八木さんが登場してきたことで周りの大人衆の力量を測れるかなと密かに愉しみにしております。

 よくわかんないのは、子供には子供の世界が在って、そこに大人が踏み込んでいいところといけないところがあろうかと思うのですが、私にはとても昔過ぎてああいう時どう感じたかなぞ記憶や経験やらから照らし合わせられないんで境界線がホント判りません。少なくとも石原は踏み込みすぎじゃないのかと思えて仕方ないのですが子供の側からの心象をもちっと表してくれたら判り易くなるんですけどね。謎めいているからこそ面白いんじゃないかといわれればその通りではありますが。

歓迎会には当初ヤル気のなかった小学生の連中が突然張り切りだした転換とかがはしょられてる風に見えて「子供心と秋の空」って今は夏じゃん。季節はずれでちとさぶい。好意的に解釈すればリーダーの号令一下で動く世界なんだろうかなあと。もちろんボスは八重樫(神木さん)だろうて。でも石原にやるよという報告はあってもそういう号令してる様ははしょられてたなあ。

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