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赤鼻のセンセイ その1

 15分拡大で始まりました。結構いけます。どこがというと、役者さんがすげえと。バランスというか対峙・協調・傍観・反発といった主人公に対してそれぞれ位置するキャラがみんな立ってそうだなあと。誰をイジっても一話作れそう。ちなみに多分今回は八重樫(神木さん)が弄られておられたんだろうなと判断してます。

初回の要旨は「病は気から」。直そうと言う医師がいてくれても治ろうという意思が本人になくては治るものも治らないということでありましょう。あながち迷信ではなく本当のことなんだろうなと納得するところです。

主人公は人を笑顔にさせることこそが全てという固い決意を抱いて日夜暮らしているお方のようです。その崇高な理想を掲げる割には周囲(病院内)から笑いを取れない状態に陥っていました。そういう0からのスタートで最終回を迎える頃には皆笑顔になっていくという展開なんでしょうか。

しかしながら大泉さんのギャグに登場人物の誰もが笑わない中、観てる私はゲラゲラ笑ってしまってるのは正しい観方ではないのでしょうか。勝手な想像ですが、本番中でもつい噴出してNGの嵐という現場になってるんじゃないかとさえ思えるくらいであります。その主人公の奇想天外孤独な行動の活力の源はまだ語られておらずよくわかりませんが、言い訳をしない。自分がとった行動が誤った方向に進んでしまったら頭を下げる事にやぶさかでない。それでいてプライドというよりも曲げない信念を強く持つという失敗を怖れない。いそうでいないというより絶対いそうにないキャラクターを主人公に据えている気がします。ある意味なんらかの理想像なんでしょうがそれがなんなのかを回を重ねる毎に推し量っていくという展開なんでしょうか。尊敬というイメージからは程遠い気がするのですがサポーター(応援)の名手ということなんでしょうかね。

それにしても出て来る役者さんみんな凄い方ばかりで台本通りかどうかも疑わしく思えるくらい段取り的な感じがしない自然な空気感が満ちてますです。

まずもって冒頭の上川さんの語りにクラッとなって、おかみさんとしての機能を果たす小林さんの珈琲豆ガリガリしてるとこでふんわりしたりとか。香椎さんの凛々しさもさることながら硝子の心を持った八重樫役の神木さんがこの回では特に映えてた印象でした。発作で苦しむ辺りはホントに息苦しそうでリアルでしたし。喜怒哀楽に留まらない内面の心の揺れ動きが私みたいな鈍な人間にも伝わってきました。

ストーリーがどうのとかいうことより役者さんを愛でるのが愉しいドラマだなと。これは愉しみなドラマです。

 だって花火えらい豪華で頭下げて善意で協力してくれるレベル超えてるでしょ。病院勤務で初日っから全開で空気を読むもへったくれもない根性でしょ。何度も医者からしてみたらあってはいけないことを繰り返しても処分されることなくその場にいれるってことでしょ。患者の家族から突き上げ喰らったらどうしましょでしょ普通。などなどドラマならではの抑揚がつき過ぎててストーリー追ってたらあららな事結構ありますから。劇的にほっこりするんじゃなくなんとはなしにはんなりするくらいの方が好みではあるんですが。それだとインパクト薄いから視聴率取れないんでしょうかね。

 教授の紹介で病院に赴いたのですけど石原は大学で何を専攻していたんでしょうか。「父にスカウトされた方」と言われてたということは「教授」は医学部ということでしょうから。私は知らないのですが医学部で教員免許が取れるものなんでしょうか。そして教授が気に掛けるほどの才を有してるその才とはなんなのでしょうか。というか笑顔を送り届けたいのならなんで芸人さんを目指さないんでしょうか。

 一番笑えたのは花火職人さんとの会話。未だに理解不明なのが単三電池のようなっていうギャグ。まあ、邪道な愉しみ方ではありますがホントは笑えるけど芝居上笑えないでこらえてる姿とかがちらりとでも映っているとこを発見できたら悦だよなと思ってます。

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