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*ありええへん

重箱の隅をほじくるような非常に些細な事なのではありますが

関西風の「ありえへん」という言い方は遠州弁ではほとんどしない。

こういう場合は「ありえん」・「ありえやせん」・「ありゃへん」などを使うことが多い。

「ありええへん」・「ありええせん」は遠州でも使うということで。「ありえせん」というのはあるが「ありえへん」はほとんどない。

もちろんイントネーションも異なる。

近い言葉で「信じれん」というのがあるが、こちらのニュアンスは「ありええへん」は不可能だみたいな否定のニュアンスであるのに対し、「信じれん」は想像すらつかないといった呆れたニュアンスが強めになる。

例文

「やあ馬鹿っつう、おんしゃなあ なにょえらそうな口たたいてるだあ。そんだだこんはなあ、てめえで稼ぐようになってから物言えっつうの。親のすねかじったか親の威光の傘の下でなまいきこくじゃねえよ。ホントありええへん。」

  直訳は厳しいので別の言い回しで(卒爾ながら申し上げます。貴方様のおっしゃられようは痛く不遜かと思われ斯様な言動におかれましては御自身が自立した上で申されるが妥当かと存じます。扶養の身もしくは親の威を借りての言動では横柄としか言い様がございません。何卒己が身の分をお弁え下さい。)

  もう少し柔らかく訳すと(ボク。ママのミルクはここには無いよ。ボクにはまだ早いからもうおうちにお帰り。)

   もっと端的に言うと(十年早いわ。)

とにかく「ありええへん」に凡てが集約されてるということ。これだけでも十分意味通るがまあそれじゃ味気ないんで。

あくまで例文です。何に対してこう言ってるかとかいうのものではございません。

でもまあ方言とは離れますけど、親の甲斐性の如何で物を手に入れれる人と手に入れられない人に差が生じてきて。しかも持てることが当然かのように思ってると映る物言いには感心とは程遠い感情が湧いてきますですわ。人に分けて貰っているものに感謝の気持ちもなく金を払えば客なんだからと対等に不満不具合ばかりのたくる様はどうもね。

こういうのは試写会行って悪口ばかりいう輩へのと同じ感情ではありますけど。

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