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BOSS CASE9

 これでもかと繰り出される予告Cmを否応なく視てるとなんか生瀬さんが犯人っぽいよなと思えてきて。ほんでもって本編を観て今週の犯人は想像通り生瀬さんだったなんて展開たとしたら興ざめというかネタばらし自分でするのかしらむって思ってたんですよ。

 そんなこんなでいざドラマが始まるとしょっぱなの犯行現場で生瀬さんが映っていたのであれまという気がしました。でも弟が犯人で兄である生瀬さんが止めようとしつつ兄弟愛から隠匿しようとする苦悩として映っていましたんで、この状況からどうやって生瀬さんを犯人に仕立ててくんだろうという点が興味になりました。

観てて不思議だったのは弟が教授の部屋で忽然と消えていなくなったのと監視カメラでエレベーター内に生瀬さん一人しか映像に映っていなかったことでした。

当初複数犯という線を追っていたのから西名(生瀬さん)が関与してるかもと浮かび上がる過程がえらいあっという間に思えました。解く鍵のキーワードが「虐待」に結びつけるに至るまでがあっという間だった風に映ったということなですけど。まあ小野田班も同時に動いているということで別のルートを選んだということなんでしょうけれど。

決着がついてみれば多重人格という一人二役だから納得でありましたが、正直私は兄が弟になんらかの洗脳みたいなことをして実際手を血に染めたのは弟であるけれども仕組んだのが兄だからあなたが犯人だと断定するのかなと思って観ていたんで意外な結末に思えました。

そしてその決着は単に推理トリックを暴くという快というだけのものではありませんで非常に人間のドラマでありとても見応えがありました。余韻嫋嫋というかある意味攻撃的ながらも不幸な被害者という情状酌量の余地満載というか。虐待は本当に深刻なものだというのが伝わってきて考えさせられました。

叶うことならどうすればいいのかチームの皆が感想として語り合うとかして色んな意見を提案してくれてたらもっと自分はこう思うんだけどなとその会話に参加してるみたいな気分で観れたのになと思いました。キャバ嬢のメイク落とした顔とかいう冗句で茶を濁したり呑みに行くかで気分変えようというオチはちょっとでありました。

実体験として虐待に遭った人間とは学校でも仕事場においても出遭ったことがなく、我が身の事としてそういう人とどういう風に接すればいいのかとかのヒントとかまで掘り下げて欲しかったなあと。まあ、実際虐待されてても口外せずに暮らしてるから凡庸に生きてる私のような無神経な人間は身近にいても気づいていないだけかもしれませんが。そういう人へ神経を逆撫でするようなことをしないための決まりごととかをちらりとでも提示して欲しかったところです。

とにもかくにも捕まえて済むと言う話しではなく虐待の被害者でもある犯人をどう処すべきかその裁きの果てまで観たかったところでもあります。

 いづれにせよ今回は生瀬さんで決まりでありました。ホント惹き付けられました。穏やかな狂気も破滅したもがきの狂気も出し入れ自由という感じで苦悩と平常とかもきちんと観てとれてBOSS(天海さん)及びご一行様には申し訳ないですが今回の主役は間違いなく生瀬さんだと映りました。こういのもアリだなと思いました。

 で、流れとは関係ない所での感想では、やはり冒頭の人は見かけによらない食生活というのは面白かったです。ベジタリアン・痩せの大食い・極端な好き嫌い・ストレス解消の為の自棄(やけ)の大食い?・硬派の甘党。確かにそろいも揃って意外以外の何者でもなかったです。そういうBOSSも十分変ってるってのも観てみたかったんですが「人は見かけによらない」というオチが地震怖いというのは間違いじゃないですけど食事ネタでオチつけて欲しかったですなあ。例えばご飯にサイダーとか。人の事言えないじゃないですかって勢いで。

野立(竹野内さん)のすぐ後ろから大澤に携帯するおちゃめも面白かったです。偉いさんのすることじゃないから面白いんであってぼんくらがやったらぶちのめしですけどね。

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