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白い春 その2

 最終回前の第10話の感想。

生みの親より育ての親と申しますが、このドラマはその逆を行く流れでございまして。まあなんと申しましょうか、育ての親があんだけ愛情かけてるのに不憫だなという心根が拭い去れませんで、子供は正直な分残酷だよなとついつい思ってしまいます。

でもまあ阿部さんと遠藤さんのお芝居観れるだけで一見の価値あり。という筋書きは納得いかないが役者さんががんこいいという微妙かつ複雑な印象を受けまして。まあなんですわそんなこんなでもついつい惹き込まれてしまう不可思議なドラマであります。

今回は特にその春男(阿部さん)の心の機微が繊細で見応えありましたです。アルバムを見つけて勝手に見てよいものかと躊躇しつつも見ずにはおれない高鳴りからのアルバムをめくるその万感の想いを抱く姿。セリフを要しないで伝わってくるものがずしずしでありました。

その後の一連の行動も納得出来る心情の発露でありました。

作業着の汚れも経験値の証みたいで不潔感とか感ぜず、全身これ春男と化していていいですわ。

遠藤さんも、哀愁が背中に滲み出ていて切ないですなあ。堪える人間村上(遠藤さん)の対比的な存在としての加奈子(白石さん)も利いてますです。加奈子の存在で村上の苦悩が益々浮き彫りになってきて。それでいて苦言の根底に愛情があるからというのがいいですな。

とにかく展開の流れより役者力を愉しむという最近観なくなった傾向のドラマのような気がしますです。

 ところで春男が握り締めていた真理子(紺野さん)の写真。あの絵柄で観る紺野さんはアニメから飛び出たみたいな印象を受けるお美しさですなあ。

見応え満載のシーンが多く録画しとけば良かったなあと思った回でありました。

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