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BOSS CASE3

 いやあ全く以って見事に毎回毎回犯人のどんでん返しがあってこいつぁ恐れ入り屋の鬼子母神でさあね。柔道の相手じゃないですけどタップもんでしたわ。これを面白いと言わずして何を面白いというのでしょうか。事件(展開)も人(キャラ)も面白いです。

プチ有名人女性を狙ったレイプ犯罪。最初犯人と思われた誰が見ても悪な男は死体で見つかるが腑に落ちず捜査を続ける。次に犯人とおぼしき確かにこいつならやりかねない危ない男には横紙破りの捜査方法を用いて無事逮捕。此れにて見事一件落着かと思わせといての実はあんたが犯人だったという展開。いやあころころ騙されましたわ。見せ方が上手いんでしょうね。大澤(天海さん)の目星のつけ方もそうですが、山村(温水さん)の鼻の下伸ばし放題にも騙されましたです。でも最初に「信じない物」を挙げていたので観ているものに対して嘘でも裏切りでもなかった事ですけど。それにしてもすねたン十年の人生にピリオドを打ってついに遅い春が来たんだと本気で勘違いしてるんだろうなとホントそう映りました。

写真撮影の合間を縫っての犯人は貴方でしょという会話はえ?なんでとホント不思議でした。犯人逮捕ご協力感謝致しますの会話に違いないと思ってただけにびっくりでした。話し聞くうちになるほどそうかと納得でありましたが。あっと驚く天海はじゃないや展開はただひたすら愉しく騙されて心地いいです。はなから疑っていたというその理由も明かされればなるほどこじつけじゃないよなと思えるものですしそれを気取られずしかも上に立つ者の嫌われる勇気ってのもかっこよかったですな。ただ身内をたばかる意味がどこにあったのかイマイチ理解できませんでしたけど。

 事件の展開もかくも愉しいのですが、それに輪をかけてそれぞれの会話や行動がまた愉しいです。柔道では大澤のすっとこどっこい的な部分が面白いですし野立(竹野内さん)との会話もどこまで本気なんだろと思える冗談と真剣の入り混じったそれでも以心伝心みたいな信頼関係が存在していていい関係だよなあと。もっとも今回一番のお気に入りは奈良橋(吉瀬さん)と大澤のエレベーターでの会話のシーンでしょうかまるで真剣で立会いしてるようなバチバチ感で手を頬に持ってく時の間合いがたまりません。もう笑うしかないでしょうあそこは。繰り返し観ても笑えます。

 いいリーダーとはかくあらんという理想像を現そうとしている作品ではありますがそういう講釈云々言う前に面白い。しかも肩の力が抜けて飄々とした中に使命感があってというお遊びではないプロの仕事という側面がキリリとしていてというギャップが絶妙であります。

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2・2009年のテレビドラマ」カテゴリの記事

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