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湯けむりスナイパー その6

 こういうまったり感も乙です。劇的な事だけがドラマの真髄じゃあないというのが良く分かる感じです。

 最後なんでチップ受け取らなかったんだろうと貧乏根性丸出しでそう思ってしまいました。お客(芸能人)からしたら見て見ぬ振りしてくれたと感謝していて決して馬鹿にしてた(見下してた)訳じゃないのに。受け取らないにしてもああもむかつかなくてもと思いました。「プロ」という言葉に反応してのことなんでしょうけど、従業員の源さんはやはり仮の姿でしかないんでしょうかねえ。プロを舐めんじゃねえこのどさんぴんがあってな勢いで本物のプロはそんなのじゃないという自負心を強く感じました。それとも下衆な芸能人に虫唾が走ったという単純な理由からなんでしょうか。

前半でのこそ泥をそっと逃がす温情との対比ということであれば、一所懸命生きてるかどうかの違いなんでしょうかねえ。なんか違うな。やっぱりおかみさんと番頭さんに迷惑掛けたくないからという一心からの違いなんでしょうかねえ。渡したお金は人情なのか手切れ金なのか。手切れだとしたら金など渡さず脅せば済む話ですからなにがしかの想いがあったんでしょうねえ。ここで逃がして金渡して更正しろと諭してもまたどっかでやるだろうなと源さん独り言でも言ってたから悔い改めるなんてことはないと踏んでるんでしょうけど。それでもお金を握らせた理由が余韻だらけでありました。

 とにかく私だったらどうしたのかなという妄想で言えば、芸能人からのチップは貰う。そうか俺も旅館の従業員のプロとして認められたんだと曲解してでも喜ぶけどな。そして食い逃げ金庫破りのカップルには馬鹿は死ななきゃ直らないってことで哀れみをもたず金なぞ渡さず二度と来るなと脅して因果を含ましてよしにする。って感じでしょうか。もちろんこんなじゃドラマになりませんから源さんは翌日何もおかみさんや番頭さんには告げず、いなくなったと旅館が騒ぐ中番頭さんのオレの目に狂いはない筈ないんだけどおかしいなあとかいってるところでおかみさんがなんか上手い事言って源さんがオイッスと相槌を打つってパターン。でセリフは「世の中には知らぬが仏。仏だからこそ知らないほうがいい事もあるに違いない」なんちゃって。

 それにしても仲居さん役の大野未来さん可愛いですね。お人形さんみたい。掃き溜めに鶴ってのはおかみさんの役回りかと思ってたんですが案外この由美ちゃんなのかもしれないなと思えました。それとも鶴さん2羽もいるってことなんでしょうか。贅沢ですな辺境の地の癖して。

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