« みばとみこにみてくれ | トップページ | 湯けむりスナイパー その7 »

スマイル その6

 怒涛の展開であっという間に疑惑が晴れました。前回までの停滞感が嘘のように、嘘記事の撤回・偽装の告発・証人現る・内部告発という流れで一気というより一揆っぽかったくらいです。まあ目には目をとばかりにマスコミを利用すればこんなもんさあれってことでしょうか。

とは申せ社長のことを考えると安直に痛快爽快大喝采とは行かぬが切ないところでありました。

信じるものこそ救われる

死んで花実が咲くものか

死して屍拾う者あり(これはことわざでもなんでもないか)

情けは人の為ならず

善い人ほど早死にする

などなど色々と浮かんできますが、大きな犠牲を払っての事でありまして。社長の死というものがなければここまで様々な人の心が動かなかったという結末は諸行無常の響きありでありました。

先週書き忘れたんでここで書きますけど、いしださんの慟哭はそれはもう天下逸品なんでありますがこのドラマでそういうシーンは観たくなかったなあ。もちろん番組始まる前のキャスティング見た時にちらりともしかしてという想いはあったんですけど苦難に負けないイメージが強い前田さんとご夫婦役だから不幸はないだろうとたかをくくっていたんですけどねえ。

それにしても松本さんはセリフの言い方が綺麗ですな。単に滑舌がいいとかじゃなくてしっかりと情感が乗っているけれど聞き取りやすくて。最近は感情が先走ってとにかく行間の勢いを最優先する役者さんを多く見受けられる中で特異な存在っぽい感じがしますです。

銀行員役の石井さんもよかったですなあ。というかもろ感情移入してしまってその場のいづらさが自分のことのようで観ていてしんどかったです。悪党じゃないのに悪人になってしまったごく普通の人間のいづらさが堪りませんでした。私だったら絶対行きません。どうしてもなら銀行辞めてからにします。覚悟の程がよく伝わってきましたです。

 さてさてこうなるとビトの身に降りかかる次の試練はなんぞ。ってやっぱ花(新垣さん)危機一髪ってことになるんでしょうか。間一髪ならついてけますけど時既に遅しという感じで守れなかったことへの復讐戦に突入するようなら白旗あげますけどどうなるんでしょうね。

ビトの壮絶な人生を表現する上での社長に続いての生け贄という展開は嫌だなあと。別に死んでしまうとかじゃなくて(2015年は生きてることは確かだけど絶縁状態みたい)ですけど。ところで唐突ですけど声は取り戻せるんでしょうか花は。だとしたらどうやって?そんな世の中甘くないか。

林(小栗さん)というどうみても更生は無理そうなお方との確執がこの後の展開の味噌となっていくのでしょうが花経由というまわりくどいことする人には思えないんですが。まだるっこいことするより直にビトへっていう思考の持ち主に思えるんですけんど林の目的はなんざんしょ。敵対グループの現や○ざ屋さんへの報復?らしき臭いはしてるんですけど。それとビト達と過去はともかくどういう関連性があるんでせうか。再びグループ再結成して勢力拡大を図る腹積もりなんでせうか。

単に頬張られてむかついてるけどビトに気兼ねしてその場は納めた。けどやっぱむかつくって感じでもないですし。花になにするんでしょうか。

 まあ薄らほのかですけど出所して花が待ってるっていふエンディングを予感させる感じがしますけどどうでせうね。

 さすがテレビ局が作るドラマだけあって散々追い詰めてたマスコミの人が頭下げに来てましたけど、あれで報道にも良心があるということをアピールしたかったんでしょうか。現実は釣った魚(ニュースネタ)に餌はやらないし骨までしゃぶり食い尽くし、逃した魚であっても餌(侘び)あげる訳ないだろと思えるのは気のせいでしょうか。

もちろん鵜呑みにする愚昧なる民衆の貪欲さの餌になった時点でもう誰にも止められないんでしょうけど。

|
|

« みばとみこにみてくれ | トップページ | 湯けむりスナイパー その7 »

2・2009年のテレビドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/45096743

この記事へのトラックバック一覧です: スマイル その6:

« みばとみこにみてくれ | トップページ | 湯けむりスナイパー その7 »