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ゴッドハンド輝 その5

 もうヴァルハラの危機が訪れるんですかあ。という愚痴をゆうても始まりませんので後残すところの今日を含めての二話を愉しまないとね。

医は仁術か、はたまた医は算術か。それのせめぎ合いという構図の対決でありました。非常に劇的でとても分かり易く描かれていまして、ドラマの視聴者対象を若年層に向けた感が強く出てますけど、私のようなおっさんでも愉しく観れました。これだけ分かり易いのにおもちゃに映らずしっかりと食いつける面白さがあるのに商売上(視聴率的に)芳しくないというのは不思議というかもったいないというか。

今回は今までの中で一番面白かったですね。あっという間に終わってしまったって感じです。特に手術のシーンはハラハラドキドキでどうなっちゃうんだろうと。こんな時に限ってなのかこういう状況だからこうなったのかはともかく、ここで岩永先生(長谷川さん)倒れちゃうのかよといたく来週が気になります。

栄華を誇ったヴァルハラが崩壊してくって理由が奢れる平家的構図ならまだしもそうではなくてその医療の聖地たる凄さがまだ十分に現されていないうちにお金という外圧に食いつぶされていく光景というのは、勧善懲悪の図式がはっきりしてますですが、ヴァルハラの凄さをもっと描いた上ででないとこれが崩れる悲劇としての重みが違いますからやっぱ6話じゃ足りないよなあと思います。

そうはいってもこういう負の騒動はねちねち描かれてもいやったいだけですのでこれくらいのスピード感で描いてくれるのは観ていて愉しいです。そこから這い上がるのをじっくり描いてくれるといい人なんですけど後1話じゃそこまでは望めないですけど。

でもなんでしょうね「ヴァルハラ」と呼称するより権力や派閥に属さず理想を求める集団ってことなら「梁山泊」って言い方の方がすっきりするんですけど。もちろん水滸伝の方のですよ。

でもこの回一番喝采というか溜飲が下がったというかすっきりしたのが院長(渡部さん)のなんちゃって土下座のシーンでありました。院長室でのあと3億足んねえも好かったんですけどね。北見(別所さん)以下ヴァルハラのメンバーを守らんがため我が身のプライドを犠牲にして屈辱を甘んじて受けてしまうのか。それはそれで美徳だろうけど食い荒らされたあげくの敗北宣言みたいで屈服は画にならないだろうと思っていたらのなんちゃってでありまして。未だ将来に向けて何の解決にも至っていないけれどもえらく観ていてすっきりしました。こういうけれん味はやっぱり大好物です私。きっちり見栄切ってその挙句に路頭に迷おうともそれがサムライの生きる道だよなあと思える私は日本人なんだと改めて思えてきます。

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