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「馬鹿」と「ど」の使い方 その1

遠州弁において「馬鹿」と「ど」は日常茶飯事に非常に多く使われる表現であるが、この意味するものは「凄い」とか「とても」とか「非常に」とか多種の意味がある。もちろん共通語の「バカ」という意味もあるがこの記事ではそれを省く。

つまり大抵の言葉に「馬鹿」と「ど」がつくのだと言っても過言ではない。

しかしながら全てにつくわけではない。というか使いどころに一応の決まりというか収まり場所が存在する。

例えば「仕事の出来る物凄い課長」というのを「物凄い」=「馬鹿&ど」だからといって「仕事んでける馬鹿課長」とは言わない。こうなると「仕事はできるけど馬鹿な課長」ということになる。こういった場合は「馬鹿仕事んでける課長」と普通は言うことになる。

これで「仕事の出来る物凄いやり手」となると「仕事んでける馬鹿やり手」と言い方は存在する。

そして上記の例は凡て「馬鹿」が使われるのであって「ど仕事できる」とか「どやり手」とかいう使い方はない。

「馬鹿」と「ど」以外にも凄いという意味使いでは「がんこ」という言い方もある。が、「馬鹿がんこ」と「どがんこ」という表現があるので全く同じ使い方ということではない。

ちなみに「ど馬鹿」・「馬鹿ど」という表現はあるかというと、ヒドイを例にすると「ど馬鹿ひどい」はないが「馬鹿どひどい」という表現はある。では三つを組み合わせて「馬鹿どがんこひどい」という最強的表現はあるかというと、ありえそうだがやっぱりある。

例 単語を変換

「だだっぴろい」→「馬鹿広い」・「ど広い」

「冷酷だ・つれない」→「馬鹿冷たい」・「ど冷たい」

「大嘘つき」→「馬鹿嘘こき」・「ど嘘こき」

「くそ真面目」→「ど真面目」この場合「馬鹿真面目」は大層真面目といった褒め言葉になることが多いのでニュアンスがくそ真面目とはならない。

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