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BOSS CASE2

 今回も面白かったですねえ。事件の様相が二転三転してく様は弛みがないと言うか飽きさせないで結構ハラハラして観てました。

 事故と処理されたものを覆す展開なのかなと思いきや、お調子者のわるさに端を発したおいただった。しかしあらまあと思えたそのおいたが曲がった方向に膨らんでいって、それを無責任に煽る輩達の要望に応えて混沌とした世界の中から神を名乗る悪魔が生まれその世界を乗っ取ってしまうという流れは新鮮でした。犯人を追い詰める追跡格闘のシーンはその荒い息遣いが聞こえてくるようで迫力ありました。結構体張られてそうです。爆破の時点ではネット社会の闇の部分への警告的なよい子は真似しちゃだめよみたいなねじれた社会の風刺なんだと思ってそれでちゃんちゃん(一件落着)かあと思ったんですけど。

それでも十分面白い展開であったけどその後また一捻りあってあわや危機一髪という展開が待っていたのにはおお!(神じゃなく王)でありました。マンションでのシーンはサイコスリラーっぽい感じで運命や如何にって感じで間に合うのか部下達はとか思って観てました。

ま流石に警官の服装から神と称する悪魔もどきに変身するのは儀式がかってていてドラマだよなあと思いましたし、ネットで名前を晒したら第二第三のたわけが生まれ出でて一生もんでターゲットにされやしないかと心配にもなりましたが。とにかく展開が予想を裏切る形で進んでいっていい意味で騙されて気持ちよかったです。

 それ以外にもキャラが愉しいです。書き方に語弊があるかもですが大澤(天海さん)を観てると「すっとこどっこい」が似合う江戸っ子チックなお人だなと。仕事バリバリで気風がよくてあまり深く干渉はせず個人の自主性の芽を摘まないいい上司なんですけど仕事から離れての状況はなかなかに生き方が下手らしい。気風のよさはまさに江戸っ子風味で小気味よくドラマのテンポと上手く同調してる感じです。この回の囮になるってのも粋がって志願したはいいが少し動揺が現れてたりといった人間っぽさもあり喜怒哀楽もはっきりしていて裏がなく観ていて愉しい存在です。天海さんにこういう役やらせたら右に出る人いないですね。ドンピシャです。

較べるのは失礼かとは存じますが「離婚弁護士」と比較して大きく違うのは野立(竹野内さん)の存在に思えます。ともすれば縦横無尽な勢いのある大澤というキャラに首輪をつけることが出来る唯一の存在みたいというのが野立の存在なのかなと。勿論理解者でもあり。ユニークなのは女ったらしという設定。竹野内さんがやるとなんか新鮮です。天海さん=大澤絵里子と思えるけど竹野内さん=野立信次郎とはとても思えないんですけど不思議とこういう竹野内さんも画として成立するなあと。観ててこのふたりの会話シーンは愉しみです。

現場に行く時大澤は大抵木元(戸田さん)を連れてくみたいですけど科捜研がどういうことを主にやってるのか鑑識とどう違うのかとかがよく分からないんでそこいらあたりを素人にも分かるようなシーンを提示してくれると科捜研から来たんだという有り難味が増してくるんですけどね。ところでてっぱうはもしもの時には発砲したんでしょうか木元は。最後練習しに行ったとこみると必要性を自覚したように見えましたけど。

大澤の定時でという制約つきの片腕片桐(玉山さん)もなんらかのトラウマがあって発砲を控えたようですけどなにがあったんでしょうねえ。ドラマが終わる頃には払拭できるんでしょうかそのトラウマを。でもまあそういうなにかを背負っていてもチームとしてならやっていけるという方向で特に人として成長とか立ち直るとかでなくてもいいんじゃないのかなとも思えてきます。

花形(溝端さん)は離婚弁護士での玉山さんの役どころっぽく映ります。そう思うと玉山さん随分と渋くなられたなあと。逆にあの頃と変わんない天海さんも凄いなあと。

 ところでこのドラマも犯人さん豪華な役者さん揃えてこられますなあ。最近の流行なんでしょうか。もちろん歓迎してます。ただ露骨に推理推測からじゃなく名のある役者さんだからこの人が犯人に違いないと興ざめしてしまう展開だけは避けて欲しいですな。今回のような展開はタイプです。

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