« *ほんでもねえ | トップページ | 遠州弁かるた 思案9 ちいといぜるか »

帰ってこさせられた33分探偵 その2

 たとえ推理の場所が京の都に移ろうと、鞍馬六郎は変わりゃせぬ。相も変わらず相済まぬ迷推理に一点の曇りなし。それでも高橋克実さんがいない空気感は意外と落ち着きがなく高橋さんの温かい存在感が結構重要なんだなと居なくて初めて分かるみたいな気になりました。沢村さんも存分に楽しいんですけど六郎と横並びなイメージでライバル出現かという空気感でありました。

画が綺麗でしたね。

今回のパロディでは橋の上での馬鹿っプルの白々しいやりとりがお気に入りでした。後、多分今回の目玉であったでしょう時刻表のトリックも面白かったです。個人的には情報屋の話しを聞いてる時の六郎の後姿の肩とうなじから後頭部に至るまでのラインが微動だにしなかったとこがツボでしたけど。

そういえば六郎の推理構築シーンでの奇怪なメイクと奇怪な動きはホント同じ役者さんなんかなと思えてしまうほど雰囲気が変わるもんですな。普段だったら絶対こんなメークしないであろう役者さんをゲストで呼んで六郎の推理の餌食になってあのメイクして欲しくなりました。具体的に誰にとかまでは書きませんけど。

 そうそうそういえば別のお約束の面白い情報がという聞き込みネタ。別の意味で面白かったです。それは設定が「だいこんに」というもの。役者さんにとってそれは自然・無意識の内に脱せねばならぬ存在してはならぬもの。無いのが当たり前で、まるで自転車に乗れる人が乗れない振りしてみろと言うようなもんでしょうか。いざだいこんでって言われてどう演じられるのだろうかという興味がありましたです。不自然に大仰で最後の方はは時代劇調の台詞回しに変調されてました。いでたちからして西洋の王侯貴族かって衣装で京都の景色とミスマッチでありましたが。素人っぽくではなかったので「大根=素人」という解釈ではなかったようです。正直言うと面白かったんであれが「だいこん」(受けない)とは思えませんでした。もっとも他のドラマでこうだったら思いっきり浮いてるでしょうから「大根」=「浮いてる」(「場の空気を壊す)ってことなんでしょうか。

歌手の方に音痴っぽく歌えと言うのとはどうも違う領域のようでした。因みに私の辞書では「大根(役者)」=(芝居が)へたな・こと(人)となってます。それにしては声もよく通っておられたしメリハリもしっかりされていて言わんとする趣旨も分かりましたんで辞書の意味にはそぐわない大根ぶりでありました。批判してるんじゃなくて監督さんの解釈がへ~だったと言うことでとにかく面白かったなと。

こういう役者さんイジメというか泣かせの首を捻るような珍要求を投げ掛けてそれに役者さんがどう答えを出すのかというのも面白そうです。もちろん私にそういった珍要求のアイデアなぞはありませんけど。それがなにか?

|
|

« *ほんでもねえ | トップページ | 遠州弁かるた 思案9 ちいといぜるか »

2・2009年のテレビドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/44568495

この記事へのトラックバック一覧です: 帰ってこさせられた33分探偵 その2:

« *ほんでもねえ | トップページ | 遠州弁かるた 思案9 ちいといぜるか »