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湯けむりスナイパー その2

 オープニングテーマの歌詞の一節の「穏やかに暮らしたい」というフレーズが印象的でいいなあと。

愛知より飛来せし電波の具合がイマイチではありますがとにかく観たかったので耐えて観ました。残念なのは見直しする気にならないのが無念という画像具合でありました。しぞーかでもやってくれんかねえと思う次第であります。

今回の味噌はなんといっても人生をやり直している先輩との遭遇。プロの意気地を見せ付けられたのですが、どこをどうすりゃあのように変身できるかといういくらなんでも無理だろうとかいう突っ込みは禁句でしょうからスルーして。源さんにとっては俺もいつかこうなるんだという憧憬の将来を予感させる展開でありました。

ところで穏やかってなに?

田舎でのんびり暮らしたいってことと穏やかに暮らすってことが同義語なんでしょうかねえ。少なくとも源さんの今の境遇(旅館での日々)は裏で戦場のように動き回ってお客をもてなす毎日が一期一会の一所懸命な境遇であってのんびりという言葉はそぐわない勢いに感じますです。

人生の先輩に触発されて、殺し屋稼業で稼いできた金を遣えば間違いなく人生の先輩がストリップして貯めた金よりも多いでしょうから先輩のように一軒家を買い込んで人とあまり付き合うことなく暮らすことは即実行可能でしょうが。

それでも源さんが旅館働きを辞めるという方向に進むとは思えない訳でありまして。それがなんでそう思えてくるんだろうかという事を考えるのもまた乙かなと。

引っ張る過去の重しが半端じゃないから我を忘れる位打ち込んでいないと過去に引き摺られてしまうからかな。

源さん本人の性格が人恋しいというか繋がりを大切にしたいからなのかな。

普通の人間と接することによって普通の人間になるための勉強をしている(人間観察)のかな。

自分を雇ってくれたおかみさんと番頭さんに恩義を感じているからなのかな。

確実に数少ない男手として頼りにされてることが嬉しいからなのかな。

大人になってからは怒られた事がないから今の立場が新鮮なのかな。まさかMということではないでしょうけど。

おかみさんのことが実は好きとか。

まあ、他にもこじつけ考えればもっと出て来るんだろうけどいづれにせよ源さんが望んでいるのは将来ではなく今であって今が満足しているんだろうからここにいるんだろうな。

でもやっぱ穏やかって何?

寂しさが強いんだろうけど独りで暮らしたいならよっぽど都会の方が人との付き合いが疎遠でいられるし欲しいものは大抵手に入るから楽は田舎なんぞよりよっぽど出来る筈。田舎に住めばその流れる時間は緩やかで確かに穏やかだけど近所づきあいはそうとうきめ細かく滅私(束縛)という部分が強く役は都会なんぞよりよっぽど付いて回る筈。私みたいに中途半端なとこに暮らしてると、その両面のしんどい部分がきついのですが。源さんが求める穏やかってなんでしょうかねえ。

それがこのドラマのテーマなんでしょうか。今の源さんには「健やか」という言葉の方が似合う気がしますです。

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