« *おだやかじゃねーのっ | トップページ | *こ »

へっぽこ

 最近使わないよなあと思える言葉。下手くそという意味であるがこれを使う効能はやはりおちゃらけに聞こえるから多少和みの要素を含むことになる点であろうか。

「へっぽこ侍」とか「へっぽこ医者」とか言う風に職種の技量が伴わないことを指すのであって人格否定にまでは及ばないとこがいい感じなのであろうか。どこかしら憎めない印象も加味される。

書き文字としてはまだ自虐的表現として生きてるだろうけど日常会話においてはもう死語なんだろうなと思える。今の会話でそういう表現だと「へぼ」・「へたくそ」・「くそ」が主流なんだろかな。直球過ぎて角が立ちそう。多少崩して「あの」とか「例の」がいいところかしらむ。

自分が小さい頃は缶けりとかのチームワークを要するような遊びで要領の悪い奴に向かって「このへっぽこ」とか吐き合っていたような記憶がある。直に「へぼ」とか「へたくそ」とか言われたらとげとげしいよなと感じてしまう。

今は直接過ぎる言葉だらけだからこうした和らぐ表現は死語化しつつあるような気がしてくる。それに追い討ちをかけるように禁じ手というか差別用語とかの指定ががんこ増えて表現の幅が狭まってきていては世話がないように思える。だからそこから抜け出したくて若い人は訳分からん短命な言葉を量産するのかな。それとも関西弁のような一見柔らかい言葉が繁栄してきて共通語の利用度合いが少なくなってきたのかな。

少なくとも「ものはいいよう」なんだから安易に「しね」などというのは言葉足らずもいいとこなんだろう。言葉は死語だけど「へっぽこ発言者」は増殖してるのではなかろうかとへっぽこな私は思う次第で。

|
|

« *おだやかじゃねーのっ | トップページ | *こ »

4・死語の世界」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211000/44218331

この記事へのトラックバック一覧です: へっぽこ:

« *おだやかじゃねーのっ | トップページ | *こ »