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かけながしというニュアンス

 あくまで言葉遊びでのお話しです。他意はありません。

 温泉で使われる用語であろうか「かけながし」という言葉。古い国語辞典には載っていないという新しい言葉であるらしいのだが、インターネットの辞書で調べると 使いきり・その場限り・垂れ流しに同じという風に記載されている。

まあ共通語と大してニュアンスは遠くないのだが、遠州人からするとこの「かけながし」という表現。直感的にイメージするのが「掛けっぱなし」つまり流しっぱなし(垂れ流し)のイメージが非常に濃く感じられるのである。他国の人にはどう受け取られるんだろうかこの「かけながし」という言葉のイメージは。

温泉用語としては、循環させて何度も使わないという使いきりという意味とお湯そのものを適温にするために薄めたりとか熱を与えたりせず適温になるよう自然な工夫を凝らしてあくまでそのままのお湯を提供するという意味で使われているらしいのだが。専門的なことは専門じゃないのでど素人の説明はこれくらいで。

これが遠州弁的ニュアンスだと出しっぱなしというイメージの方が強く感じ取れる。なんかもったないことだなと。でもまあ自然な温泉の湯は大昔っから使いきりなんだから今日に始まったことじゃないんですけどね出しっぱなしは。とにかくこの遠州人が受けるニュアンスを共通語にすると「かけどおし」という感じであろうか。遠州弁で書くと「出し流し」というほうがしっくりくる「ながし」という表現から受ける印象でありまして突き詰めてくと温泉用語の意図からどんどん外れていくのであります。

使い方としては「がんこ痒いだか知らんがさっきいから掻きながし掻いてる。」

「ちなみに私のブログは書きながし。」って書くと普通だとその解釈は「ちなみに私のブログは書き流し書いてる。」ということになり温泉用語「かけながし」の言葉の意図である「使い回し無し・無矯正無添加」という要素は全く感じられなくあまり感心しないと言ってる方が多い遠州での「ながし」の使い方である。

ほんじゃどういう表現なら理解出来るんじゃというと、「まんま湯」・「生湯」とかだったら分かる。「直湯」でも伝わるけど味気ない。より方言チックでいえば「いぜくらん湯」・「いぜってん湯」かな。

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