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トライアングル その11

 犯人名書いてますんであしからず。

一応予想はしてたので当たったうちには入るのだけれど。本命的中よりかは配当は高かろうとは思われるのですがなんかウハウハという気分にはなれないところであります。

警察官が犯人というのは私好きくないというのもあるけれど、ここはやはり予想を裏切る展開の妙というよりも「信頼」を裏切るという虚しい勢いの方が勝るからでしょうか。

その犯人は、本命(葛城のおとうさん)ではなく対抗の丸さん(小日向さん)だったという顛末。もっとも出走馬の頭数は少なかったですけど。

 丸さんの殺害動機に違和感はないし取調べ室での一部始終は役者力堪能できるものでありましたが、すっきり感が湧かないのであります。昨日まで親しげに会話してたのが急に呼び捨てになるってのもなんか好きくない部分でもあります。豹変するのはどうもね。

だからといって葛城のおとうさん(大杉さん)が犯人だったらやっぱりそうじゃないかとミステリー目当てだったらヒネリがなさ過ぎと思うし。別に誰が犯人であった方がよかったとか言うつもりはないんですけど。

気持ちよく騙されるなら新藤(宅麻さん)が犯人だったらとはなどとは思いませんが、新藤を早くに消し過ぎたんじゃないのかなと。警察の上層部さんとの関係とかを最後黒すけ(稲垣さん)が告発してましたけどその一部始終が提示されていなかったから結果としてその告発は本筋の展開とは離れた突然な出来事に映りました。もっと最後まで偉いさんの庇護の下で新藤が蠢いていてなおかつ新藤本星説みたいに思わせていたら繋がりというか最後の告発への流れが分かりやすく感じたように思えました。

 それにしても沢山死人が出たものです。そもそもは逆恨みからで、その連鎖でまるで「これで何度目だWBCの日韓戦」ってな勢いでうんざりするほど人が屠られていく。最後のギャンブルだって葛城のおとうさんと郷田自身が囮となっていてもし黒すけの阻止が遅れていたならばこれで又ひとつ屍が増える可能性高かったんですから。ホント代償の高い事件解決でした。しかも時効過ぎてるし。まあ時効なんぞに関わらず一生背負っていく重荷だと郷田は言ったしそう思う訳ですが。

 とは申せ、取調べ室のシーンは見応えありましたです。これ観れて良かった満足できたといった感じです。でもなあ、サチ(広末さん)が消えてしまったのがやっぱり郷田のこれからに明るい未来を描く要素がなくなってしまったようでありまして。オープニングのパリでのあの笑顔はなんだったんだろうかって。始まりと終わり(旅立ち)が繋がって最後全てが明らかになってこれからお互い自分の人生を生きていこうということで、さあ今から二人してあの始まりの時の笑顔が毎日続く明るい未来がと想像できればお気楽主義な私としては心地よかったんですけどね。

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