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ヴォイス・命なき者の声 その10

 解剖で真実は分かるのか。という命題の答え。に、なってたんでしょうかこの結末は。

で、結果は尊厳死。医療ミスは上辺の真実。読み解いたのは法医学ではなく大己の足と耳それと亮介の決意。って風に見えました。見方おかしいんでしょうか。なんてことは二の次で。

ええ話しやし。院長男やし。男の友情やし。男は黙って・医者はつらいよ・泣いてたまるかなどなどまとめて観てるみたいやし。決めたことをやり通し耐える男がかっこいいし。こういう器だから院長まで駒を進めれるんだろうなと納得しました。久し振りに大樹を見た感じでしょうか幹やら根っこやらがぶっとい男って奴を。(ちょっとはずれますけどその寄らば大樹の陰から飛び出ようとしてる亮介も見た目と違って胆が据わってるんですかねえ。とてもそうには見えないんですけど。)

しかし、ならばどうして隠蔽(カルテの改ざん)なんて男らしくない真似したんだろう。若い医者を巻き添えにさせない為。ということは尊厳死というものは「悪」(いけないこと)なのか。

とにかく最後和解できてホント良かったよなあと。奥さんも出来た人だあ。

 でもさすがに今回は大己(瑛太さん)の存在がなければここまで辿り着けなかった訳でありまして。しかしてその姿は法医学を学ぶ大己としてよりも聞き込みを積み重ねて推理を構築する名探偵大己という感じでありました。

そういう意味では法医学の申し子というよりも警察官になった方が絶対世の為人の為になれるよなあと思ったりなんかして。将来は大学に残ってガリレオ二世なんて呼ばれるよりも科捜研とかに進路をとるのが天命なのかなこの人はと思ってしまいました。もっとも犯罪でしか声を探らないというよりもささやかな人々の声を聞く方が大己らしいといえばらしいんですけどね。

最後おやじ様は遺族と和解した後警察に向かっていたけど、カルテの改ざんで呼ばれたのか尊厳死という行為を行なったことに対して呼ばれたのかどっちなんでしょうねえ。

エンディングでテロップ流してくれたらありがたかったなあ。内容は現在の医療における尊厳死の解釈と現状について。

全編ほぼ満足でありましたが、ただ回想シーンで二人がタメ口じゃなく院長先生が敬語使ってたのが「友情」っぽくなかったなあと。そりゃ先輩後輩絶対だからと言われてしまえばその通りなんでおかしい訳じゃあないんですがね。

 そんな与太話しはともかく、泣かせる話しがよくできてるよなあこのドラマ。それに加えて違った味付けとして学生のお馬鹿な会話が足されているんですがそれも乙ですな。今までのところのお気に入り一番は顕微鏡覗きながら久保秋(石原さん)が「いつもお世話になってますう~。」で哲平(遠藤さん)が「いやいや・・」そうじゃなくてと言ってる会話ですかな。石原さんがいい味出てます。

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