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*だあだあ その2

物凄く・次から次へと・際限なく・とりとめなく・制御不能なくらい・ぼろぼろ。滅茶苦茶などなど訳すに色んな言葉に変換しないと意味が成り立たないという非常に汎用型で重宝な言葉である。これこそ遠州弁と言いたくなる表現である。

「雨んだあだあ」(雨が凄く降ってる)「雨馬鹿がんこ」という言い方も出来る。

「だあだあに落ちてきくさる」(際限なく落ちてきやがる)「落ちてきてきりんない」という言い方も出来る。

「はあ収拾つかんくてだあだあだあ」(もう収拾がつかなくてしっちゃかめっちゃかだよ)「はあくっちゃんくっちゃんでやっちゃおれん」という言い方も出来る。

「はあだあだあに遅れてる。」(もう物凄く遅れてる)「どがんこ馬鹿遅くてはあやんなる」という言い方も出来る。

というように他の言い回しも出来るのであるが、何が「だあだあ」かという風に使えば全てそのことが白旗状態だということが伝わるので楽なのである。

共通語で近いのは「だだ洩れ」・「だだっぴろい」とかで使われる「だだ」であろうか。ただ用途の広さは異なる。それと例えば「だだ洩れ」・「だだっぴろい」と言うのを遠州弁にすると「洩れてだあだあ」・「だあだあに広い」という風に言い回しが変わるので必ずしも置き換えてよしという訳ではない。

例文

あそこんさあ 行くに ちゃっと ポンポンで 飛んできゃあ ほんたあ あっちゅう間 だけえが 今 雨ん だあだあ だで 時間多いめに みとかんと かんかもしれんなあや。まあなんしょ はあ あれでえの。くろの方大分(だいぶん)水ん溜まってきてるで、しょんないだで慌てんと のんびり 行くだあれ。」

殆どまるまる遠州弁となっている。これが理解できれば相当なレベルということになるであろう。別に称号とかはないけど。

一応訳文

「あそこに行くのにバイクで飛ばしていけば普通なら直ぐ着くんだけど。今雨が強く降ってるから掛かる時間多めに見ておいたほうがいいだろうなあ。まあとにかくもう道路のはじっことかだいぶ水が溜まってきてるから急がずと慌てずゆっくりと行った方がいいと思うよ。」

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