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本日も晴れ。異常なし その2(第3話)

 いやあ。面白かったですねえ今回は。心に壁を作れば目の前に広がる世界はその壁の厚さの分だけ狭くなる。島がつまんないんじゃないあんたがつまんなくしてるだけだ。それに気づけよ。そんな感じでしょうか。その気づかせ方が意外性というか展開の妙があって面白かったです。

 光生(青木さん)も楽しかったですけど、駐在さん(坂口さん)の授業が面白かったです。展開の流れで行くと大人じゃもう説得できないから、生徒達に「行かないで」と言わせるために、子供達の涙と共にうらら先生の母性本能と教師の使命に医龍じゃないや慰留を訴えかけようと熱弁奮うのかと思ってたら、「事件です」ですって。これは失踪事件だから捜査の為にうらら先生(松下さん)に関する情報を集めてるから協力してくれという展開からの一件落着の手順はなんか初めて観た手段で新鮮でした。こういう引き止め方は記憶にないです。おしゃまに(背伸び・かしこまり)してなくても人としてありのままに生きればいいという訴え方でありましたが肝心の生徒達が納得しなくちゃ始まりませんからそれでいいよという答えを導き出した手法が面白かったです。まあホントは犯罪者教員免許偽造潜伏説と男性説が一番面白かったんですけどね。そうくるかと。此処(島)にきた理由・等身大の自分などなど色んな意味で炙り出し見事に成功の巻でした。

先生が立ち聞きしてるという前提で成り立つ展開でしたが、駐在さんは確信してたんでしょうか心配で見に来るだろうって。その根拠の出所はよくわかんないとこではありますが。ほっといても伝わる島の連絡網に絶対の信頼を持っているからこその仕儀なんでしょうかねえ。

 謎解きのない直球勝負の人間同士の摩擦を描く展開なんで、光生とうららのデートで「もう厭!」と弾ける辺りはお約束というかありがちな展開だなと思って観てたんですけど。いやいやなかなかどうして。背伸びしてた(嘘ついてた)先生を許すとかじゃなくあ~そうなんだと納得するってえのは、大人が考えてる程子供は現実を肯定する理解力があり、憧ればかり食べて成長してる訳じゃないよという説得の仕方は目新しく感じて面白かったです。もっともそれはうらら先生の空回りで生徒達がうらら先生にそういうイメージを抱いていたのかは不明ですし、それとあの場で中坊二人いませんでしたけどいたら白けられてまとまる話もまとまらなくなってたんでしょうか。まそんなことはともかく今後うらら先生はどう自分らしく暮らしていかれるのかその変貌振りが楽しみではあります。(多分期待してる程そんな見た目が変わるようなことはないでしょうけど。)

 それにしても島民の皆々様方。いつ仕事してんだと突っ込みたくなる程なんか事あるとすぐ全員集合されるもんですこと。島にいるとなにもかもが筒抜けで見られていて息が詰まるとうらら先生のたまっておられましたけど、先週の兄弟だけの絆の真意は島の人々は誰も気づかなかった訳ですし、心の中までづけづけと犯してくることはないのにと思えなくもなく。おそらくは勘違いなんでしょうねうらら先生の。

 光生役の青木さんはホント魅せてくれます。妄想に膨らむ様と現実に蠢く様とその反動による落ち込み方と、どれ見ても笑ってしまいました。落ち込む様が暗ぼったいと画が洒落になりませんから道化に徹した勢いがタイプです。しかも一所懸命でメリハリがオンとオフしかなくて微妙な調整ができない不器用さが光生の愛すべきキャラで好きですわ。ただ立ち直り方が若干説得力に欠けるかなとは感じましたが。さとうきびだって台風の嵐潜り抜けて逞しく育ってんだからあんたもこれくらいでしおれててどうすんだみたいなフレーズが欲しかったです。

 どうでもいい事なんですけど美波(夏来さん)のギター。チューニングもうちっと合ってて欲しかったなあ。夏来さんのということではなく美波のギターのレベルがそんなもんということはよく理解出来ましたがえらく耳に堪えました。勘弁してくりょ~と。音楽も生業とされてる松下さんがおられるくらいですからもうちっと耳障りを抑えて欲しかったところであります。チューニングはあってるけど弦の押さえ方をわざと甘くして上手くなさ加減を表現してるとかされてるのかもしれませんがいただけませなんだ。

 意中の人はおるんかい?と問われてふと見つめる先には駐在さんといううらら先生。そういう目があるんでせうかねえ。ややこしくなりそうです。

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