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相棒「ノアの箱舟」

2009年一発目のドラマ観賞はこのドラマ。無駄な登場人物が存在しないと言うかよく出来た練られたお話でした。右京さんは今回警察手帳を持った探偵さんという勢いに映るアウトロー的な印象を受けました。邪険にされず一目置かれてる雰囲気がしてきて観易かったです。

渥美清さんが寅さんと共に生涯を生きたように水谷さんも右京さんと共に生きていかれるのでしょうか。もしそうであるならなんかいいですよねそういうのって。役から役へと渡り鳥というのも役者さんの本望ならひとつの役で全うするってのもひとつの理想なんでしょうね。

このシリーズは毎回必ず観ている訳ではなく去年のスペシャルとか特別な回は観たりしている中途半端な視聴者な私です。

推理を楽しむということだけでなくそこはかとなく社会をちくりと刺したりと。役者力でぐいぐい押すだけでない欲張りな側面もあるんだなと思えてきます。政治家さんとかも出てきたりで庶民のあがきを炙るだけでなくスケールのデカいテーマの炙り出しにも対応できるとこがこのドラマの凄いとこなんでしょうね。それにしても豪華な出演陣ですなあ渡さんとか。岸部さんとの掛け合いが私のストライクゾーンではあります。

個人的には「ハッピーフライト」の余韻もあって田畑智子さん目当てで観たという理由もあるんですが、結局二人並んでたりすると水谷さんの方にばかり視線が惹きつけられていました。水谷さんの存在感の大きさを改めて感じてしまいました。話し飛びますが田畑さんが新しい相棒になった訳ではなかったんですね。女性が相棒だと右京さんのジェントルマン振りが映えていいと思えるんですけど。

飛びついでにちょっと話しはずれて別のことを思った事をば少し。

封ろうが重要な手がかりという展開でありましたが、随分前に実際何かの道楽講座で封ろうという作業をやったことがあります。ロウはかっちかちの固さでした。ろうそくの火であぶって溶かし封筒に垂らすんですが一度溶かしたものでも再度固まるとまた最初のかっちかちの固さに戻るので、ドラマのようにロッカーにろうが欠けてくっつくとしたらその場で溶かして直ぐにロッカーに貼り付けないとこびりつかないように思えるのですが。粘着性のあるものではないので、そこはちょっと引っかかりました。接着剤でもつけたんでしょうか。あれが欠けるってのはよいやさの勢いでひっぺがさないとそう簡単には欠けないですから。

テロ組織が環境保護団体という設定は、やはり「パトレイバー」を思い出さずにはおれません。あの当時過激なテロ行為をするのが環境保護団体という設定はとてもありえない嘘くさいことと思っていたのですが、今となっては現実を予言してたのかとかと思えてしまうほど捕鯨を邪魔する団体が現れたりこうしてドラマの設定として登場しても不思議に思えない訳ですから。

誤ったメモの解読で同じ時刻に同じ列車名の車両が存在していてそれを大捜索してたというのもけれんを感じました。映画でも大層なからくりされてましたけどテレビでもここまでするのかという勢いにびっくりしました。気合入ってたなあと。作り手の力の入れ方を感じました。

で、元に戻って。年の初めに観るに相応しくホント愉しめました。「踊る大捜査線」のようにお約束の台詞やシーンとかが多分満載なんでしょうね。中途半端な視聴者の目からみてもそんな雰囲気を感じます。

このドラマで他のドラマとは違うなと思えるのが「声」の音声でしょうか。大層低くて渋い感じがします。金切り声とまではいいませんがそういったトーンが高いお芝居風の声ではない所が乙で心地よいです。

「相棒」というタイトルですから二代目相棒が今後登場されるんでしょうか。それとも今回のようにゲストの方が相棒をされていかれるんでしょうか。それ以前に「相棒」はまだまだ続くんでしょうねもちろん。「お決まり」は好きじゃないですけど「お約束」は嫌いじゃない私ですので必ず観る訳ではないのですが続いていて欲しいドラマだなと思いました。映画だったらもっといいんですけどねえ。

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